セガから、3D格闘ゲームの元祖とも言える“バーチャファイター”シリーズ最新作、「バーチャファイター5」(プレイステーション3版)が発売になった。今週はプレイステーション2など、他のプラットホームでは目立つ新作が無かったことに加えて、秋葉原ではアソビットゲームシティ、ソフマップ秋葉原本店、メッセサンオー本店で12時から18時まで試遊スペースを設置しての体験イベントを行なっていたこともあり、注目度が高かった。
試遊スペースと路上販売が並んで行なわれていたのはアソビットゲームシティ。お馴染み店舗前中央のスペースでは「バーチャファイター5」の販売を行なうと同時に、アソビットゲームシティとアソビットキャラシティの境界に試遊スペースを用意。1人でも対戦プレイを楽しめるようにセガのスタッフが常時待機していた。景品などは無かったのだが、実際のプレイ画面やセガが同時に発売した「バーチャスティックハイグレード」の使い心地を体験できるイベントとなっていた。
ただ筆者が見かけたときはちょうど任天堂の「wii」が入荷したタイミング。店舗前は「wii」購入のための行列で混雑していた。そのため、「バーチャファイター5」の試遊スペースに人が行きにくくなってしまっていた。
販売コーナーでは、「バーチャファイター5」ゲーム本体のほかに、「バーチャスティックハイグレード」や「プレイステーション3」(60GBモデル)とのショップオリジナルセットも用意されていた。ゲーム本体の店頭での販売価格は7400円前後で、バーチャスティックハイグレードは6500円前後だ。
ちなみに今回のプレイステーション3版では、アーケード版と異なる点は3つのオリジナルモードが追加されているところ。コマンドやコンボの練習を行なえる“DOJOモード”、アミューズメントセンターで実際にライバルプレイヤーと戦っている気分を味わえる“QUESTモード”、スーパープレイを収録したエキシビションや保存した試合をのリプレイ、おまけムービーを楽しめる“VF.TVモード”が用意されている。これら新要素の追加により、1人でも長く楽しめるゲームとなっていると言えよう。
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