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NTTドコモほか6社、転送速度7.2Mbpsの“HSDPA cat.8”対応プラットホーム共同開発を発表

2007年02月08日 21時20分更新

文● 編集部 飯塚岳史

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(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ、(株)ルネサステクノロジ、富士通(株)、三菱電機(株)、シャープ(株)、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(株)の6社は8日、下り最大7.2Mbpsの高速通信を実現する“HSDPA cat.8”に対応する携帯電話プラットホームを2008年第2四半期(7月~9月)をめどに共同開発すると発表した。

このプラットホームでは、HSDPA cat.8に対応するほか、より高速なプロセッサーを搭載することで、画像処理やオーディオ処理性能を強化しており、更なる高機能化が実現できるという。OSはSynbian OSを採用するほか、ミドルウェア・ドライバーなどの基本ソフトウェア群を一体化している。

このプラットホームの共同開発により、富士通、三菱電機、シャープ、ソニー・エリクソンの端末メーカー4社は、基本機能の独自開発が不要になり、開発期間の短縮やコストの低減が可能になる。独自開発の負担が減ることで、端末そのものの差別化や特徴付けに注力できる。

またルネサスは、このプラットホームを日本国内だけでなく、全世界のW-CDMA市場に提供予定であり、プラットホーム採用端末が増えることで、更なるコスト低減も期待できるとしている。

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