日本AMDはサーバ/ワークステーション用のCPUであるOpteronに新モデルを追加し、出荷の開始を発表した。
TDP 95Wのメインストリーム2種と68Wの高効率モデル3種を追加
日本AMDはサーバ/ワークステーション用のCPUであるOpteronに新モデルを追加し、出荷の開始を発表した。追加されたのは、TDP(熱設計電力)が68Wの高効率モデルが1218 HE、2218 HE、8218 HE(各2.6GHz)の3種類、TDP 95Wのメインストリームモデルに2220、8220(各2.8GHz)の2種類、計5種類となる。
すべての新モデルにはAMD PowerNow!テクノロジーが搭載されており、負荷に応じてクロック速度と電圧をコントロールすることで、アイドル時には消費電力を最大75%削減する。これにより、負荷の変位が大きいデータセンターでは、総合的な消費電力を大幅に抑制可能としている。
またこれらの新モデルは、2007年中旬に発表予定のクアッドコア・プロセッサ(コードネーム、Barcelona)へのシームレスなアップグレードパスが提供される。
価格は1218 HEが432ドル、2218 HEが611ドル、8218 HEが1340ドル、2220が698ドル、8220が1514ドル(いずれも1000個あたりの出荷価格)。