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NEC、液晶TV搭載デスクトップパソコン“VALUESTAR H”の部品を無償交換――発煙/発火の恐れで

2006年12月18日 00時00分更新

文● 編集部

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日本電気(株)とNECパーソナルプロダクツ(株)は18日、2003年11月に発表したデスクトップパソコン“VALUESTAR H”と、直販モデル“VALUESTAR G タイプH(Web直販専用モデル)”の部品交換を無償で実施すると発表した。

これは、電源ユニットに使用している一部の部品(コイル)が不良により発熱し、その熱を受けたコンデンサーが徐々に劣化することで、発煙/発火の可能性があるというもの。2005年10月中旬と2006年11月中旬に1回ずつ発火事故が発生し、パソコン本体が損傷したという。

対象となるのは、液晶TVを搭載し、折り畳み可能なキーボードを採用した液晶ディスプレー一体型デスクトップパソコン“VALUESTAR H”『PC-VH3007A』と、“VALUESTAR G タイプH(Web直販専用モデル)”『PC-VG11NWZEF』。2003年11月から2004年6月に製造した製品で、出荷台数は1万4600台。

同日付けで専用窓口(フリーダイヤル:0120-891-218)を開設し、相談と部品(電源ユニット)交換の受け付けを開始する。受け付け時間は9時から17時まで。期間は2007年2月4日まで。対象製品の預かりは2007年1月5日からで、電源ユニットの交換は1月6日に開始するとしている。製品登録を行なっているユーザーにはメールでの連絡も行なう。なお、製品の預かり、電源ユニット交換、交換完了後の配送まで、無償で行なう。

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