シャープ
オープンプライス
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シャープ“Mebius”のラインナップには、まるでAV機器のようなデザインのパソコン本体と、大画面のTV部(液晶ディスプレー)をセットにした“Mebius TX”シリーズが存在する。2004年12月に初めて登場したMebius TXシリーズは、TV番組の視聴・録画やホームネットワークにおけるマルチメディアコンテンツの共有など、家庭でAVライフをより豊かにする機能を充実させたモデルで、シャープでは“AVセンターパソコン”と銘打っている。そのMebius TXシリーズに12月、同社初のデジタル放送対応モデル「PC-TX100K/32MD3」「PC-TX32K」が登場した。
上位機種のPC-TX100K/32MD3は、パソコン本体とTV部それぞれに地上デジタル放送&BSデジタル/110度CSデジタル対応TVチューナーを搭載。下位機種のPC-TX32Kは付属のTV部のみにデジタルチューナーを搭載する(パソコン本体にはアナログのTVチューナーを内蔵)。つまり下位モデルでは、デジタルTV放送が視聴のみ可能というわけだ。ここでは、ダブルデジタルチューナーを搭載する上位モデル、PC-TX100K/32MD3を紹介していく。
デジタル放送対応に併せて
本体スペックも大幅アップ!!
まずはPC-TX100K/32MD3の製品構成とスペックから。PC-TX100K/32MD3は、フロントパネルがミラー調に仕上げられた、HDD&DVDレコーダーを連想させるデザインのパソコン本体「PC-TX100K」と、同社の液晶TV“AQUOS”と同じ高輝度高視野角高速応答の液晶パネルを採用した32インチワイド液晶ディスプレーTV「PC-32MD3」で構成される。
デジタル放送のHDコンテンツなどを扱うため、パソコンとしてのスペックは従来の最上位モデルであった「PC-TX32J」から大幅に強化されている。例えば、CPU/チップセットはCeleron D 335-2.80GHz/Intel 865GVからPentium 4 630-3GHz/Intel 915GVに、標準搭載のメモリーも512MBから1GBと倍増した。HDDは250GB(UltraATA/100)→400GB(シリアルATA/150)で、ネットワークも今回からGigabit Ethrenet対応となった。CPUの変更では、内部2次キャッシュが256KBから2MBへ、FSBも533MHzから800MHzへと強化され、クロックの差以上に大きなパフォーマンス向上が期待できる。言い換えれば、3DゲームやHDコンテンツの編集など、負荷の大きい演算処理にも十分対応できるパソコンへと進化を遂げたわけだ。
一方、TV部のPC-32MD3はパソコン接続時の最大表示解像度は1360×768ピクセルでPC-TX32Jの付属ディスプレーを継承しながらも、コントラスト比を約800:1から約1200:1に向上するなど表示クオリティーの向上を図っている。
デジタル放送対応ということで気になるディスプレー⇔パソコン間の接続インターフェースには、HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection System)対応のDVI-Dを採用。