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ネットレイティングス、ネット利用者の購買行動プロセス調査を実施――購入決定には企業サイトが大きな影響力

2007年01月29日 00時00分更新

文● 編集部

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ネットレイティングス(株)は29日、ネット利用者の購買行動プロセスを明らかにする調査“商品・サービスのネット利用に関する調査~企業メーカーサイトの利用者評価”を実施したと発表した。これはアイブリッジ(株)と共同で実施したもので、“パソコン、オーディオ、家電メーカー”“クレジット会社”“証券会社”“就職・転職会社”の4業種を対象に、インターネットメディアが商品やサービスの購入検討プロセスに与えている影響を調べたという。

図1

サービス利用者の購入検討 プロセス

図2

サービス利用者の商品理解 度/好感度/購入意向

クレジット会社の例

クレジットカード会社の例では、サービスの利用決定に影響を与えるメディアは、サービスの認知段階ではネット(企業サイト/一般サイト/バナーメール/メルマガ)、テレビ、店頭の順で、サービスの比較検討の段階では、ネット(企業サイト)、利用決定の段階では、ネット(企業サイト)と店頭の影響が大きいことが分かった。ネットだけに限れば、その業種の専門サイトや比較サイトの影響より、企業サイトの影響が大きくなっているという。

また、企業サイトの訪問時に何らかのアクション(資料請求/サービス申し込み/キャンペーン応募/メルマガ登録)を行なう人の割合は82%。サービスの理解度や好意度、企業の好感度やサービスの利用意向指標は、アクションしない人と比べて約2倍となっており、サイト内でのアクションが商品やサービスの関心度指標と言えそうだとしている。

今回の調査は、スクリーニングを伴うウェブアンケート調査として、首都圏の20~59才の男女を対象に2006年12月に実施した。有効回答数はスクリーニング調査が34万673名(回収数3万1755名)、本調査回答数は1404名。なお、同レポートは有料で販売しており、詳細は同社への問い合わせとなる。

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