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ユビキたス、法人向けの位置検索サービス“どこ・イルカcolony”を発表

2006年12月18日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)ユビキたスは18日、定額制のPHSパケット通信を利用した専用端末で、所持者の位置を自動検索するサービス“どこ・イルカcolony”を法人向けに提供すると発表した。2007年1月22日に販売を開始する予定。

専用端末『どこ・イルカmini』画像

専用端末『どこ・イルカmini』

どこ・イルカcolonyは、同社が販売中の児童や高齢者などの現在地を自動的に検索する家庭向けの端末&サービス“どこ・イルカ”シリーズに、(株)アルプス社の地図ソフト『プロアトラスSV2』を組み合わせて、複数の所持者をリアルタイムに地図上に表示できる法人向けサービス。(株)ウィルコムのPHS回線と(株)CSCのパケット通信サービス“MyAccess(マイアクセス)”を使用して、専用端末『どこ・イルカmini』を所持する人間の現在位置をパソコンの画面上で確認できる。5分ごとの足取りを自動的に収集することで、地図上で“線”として移動経路が分かり、端末保持者の外出先での行動が把握できるという。

家庭向けの“どこ・イルカ”シリーズではパソコン1台で1端末しか管理できなかったのに対し、どこ・イルカcolonyでは1台のパソコンで最大100台の端末を管理できるのが特徴。販売対象は介護支援事業所、タクシー会社、運送会社、保守メンテナンス会社などを想定しているという。

価格は初期導入費用がパソコン1台につき30万円、システムの月額使用料は端末の契約数によって異なり、端末10台ではパソコン1台につき1万円、100台ではパソコン1台につき3万円など。どこ・イルカminiの本体価格は1台につき9980円で、契約事務手数料が1台につき2835円、月額使用料が1台につき1200円。また『プロアトラスSV2』の利用料金が別途必要で、首都圏版の『同 首都圏DVD』は6090円、全国版の『同 全国DVD』が1万5540円など。

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