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加賀コンポーネント、容積2.9lのDLPプロジェクター“TAXAN PS”を発売

2007年01月18日 00時00分更新

文● 編集部

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加賀コンポーネント(株)は15日、容積2.9リットルのDLPプロジェクター“TAXAN(タクサン) PS”シリーズとして、『KG-PS125X』『KG-PS120X』『KG-PS100S』の3機種を3月に発売すると発表した。価格はオープン。

“TAXAN PS”の写真

“TAXAN PS”

TAXAN PSは、米テキサス・インスツルメンツ社の1チップDLPチップ『DLP .55』を採用した輝度が2500ルーメンのプロジェクター。ラインアップに共通する特徴として、独自のカラーホイール技術“ACW(Advanced Color Wheel)”を改良し、従来機種に比べ色再現性を高めたという。電源オンから投映が約18秒の“クイックスタート機能”や、電源オフ後すぐにコードを抜いても冷却ファンのクールダウンを続ける“クイックオフ機能”を装備する。投映開始後約3秒で台形歪みを自動補正する“オートキーストーン補正機能”も備える。サイズと重量も共通で、幅195×奥行き262×高さ58mmで約1.8kg。リモコンなどが付属する。

最上位機種の『KG-PS125X』は、SDカードスロットとUSB端子を搭載し、SDメモリーカードやUSBストレージを装着することで、パソコンを使用せずにプレゼンテーションが行なえる“イメージビューワ機能”を搭載する。同梱のSDカードタイプの無線LANカードを本体に装着し、付属のユーティリティーソフトを無線LAN(IEEE 802.11b/g)対応のパソコンにインストールすれば、ケーブルレスでパソコンとデータのやりとりが行なえる。最大4台までのパソコンと同時接続でき、4画面分割や切り替えが行なえる。ソフトの対応OSはWindows XP/2000。Vistaの対応は未定。そのほかの仕様は『KG-PS120X』と共通。

『KG-PS125X』『KG-PS120X』
投影方式:1チップDLP(0.55インチ)、画素数:1024×768ドット、投射レンズ:手動フォーカス、手動ズーム(1.15倍)、F2.45〜2.62、f=18.7〜21.5mm、光源:230Wの高圧水銀灯、画面サイズ:32(投影距離1.2m)〜300(投影距離10.2m)インチ、表示解像度:最大1280×1024ドット、明るさ:2500ルーメン、コントラスト比:2000:1、音声出力:0.5W(モノラルスピーカー内蔵)、映像入力:アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)、ビデオ(コンポジット×1、S-Video×1) 、消費電力:定格300W(KG-PS120Xは280W)/待機時10W以下、価格:編集部による予想販売価格は『KG-PS125X』が20万円前後、『KG-PS120X』が16万円前後

『KG-PS100S』
投影方式:1チップDLP(0.55インチ)、画素数:800×600ドット、投射レンズ:手動フォーカス、手動ズーム(1.15倍)、F2.45〜2.62、f=18.7〜21.5mm、光源:230Wの高圧水銀灯、画面サイズ:32(投影距離1.2m)〜300(投影距離10.2m)インチ、表示解像度:最大1280×768ドット、明るさ:2500ルーメン、コントラスト比:2000:1、音声出力:0.5W(モノラルスピーカー内蔵)、映像入力:アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)、ビデオ(コンポジット×1、S-Video×1) 消費電力:定格280W/待機時10W以下、価格:編集部による予想販売価格は10万円前後

加賀コンポーネントは加賀電子の子会社で、2006年4月に小型のDLPプロジェクターで知られるプラスビジョン(株)からプロジェクター事業の譲渡を受け、同年11月に親会社である加賀電子のパソコン製品ブランド“TAXAN”からDLPプロジェクター“TAXAN U6”シリーズを発表している。今回はそれに続く第2弾となる。同社では今後ラインアップを充実していくという。

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