ソフトバンクモバイルは1月25日、東京都内で会見し、孫正義社長が2007年春モデルとして全機種14機種58色を発表した。
世界初の20色同時リリース「812SH」
この日、ソフトバンクモバイル代表執行役社長の孫正義氏が発表したのが、ワンセグ機種を含む全14機種・58色の2007年春モデル。ジャケット姿で登壇した孫氏が、「ワンセグ、スリムに続く新コンセプト」として掲げたキーワードが「ファッション」だった。
カラーチップで世界的に知られるPANTONEとのコラボレーションにより、「812SH」は単一機種としては世界初という20色のカラーラインナップを用意した。孫氏は、「ケータイの色といえば、これまでせいぜい多くて4色だった。さまざまなライフスタイルに合わせて、好みの色を選べる」と強調。特に女性客の獲得を狙うとした。
そのほか、W-CDMA対応端末として世界最薄となる厚さ8.4mmのストレート携帯「708SC」、Bluetooth対応のヘッドセットやスピーカーによって音楽も楽しめる高機能なワンセグ端末「911T」、スライドタイプのワンセグケータイとしては国内最薄となる「805SC」などが発表された。また、同社初の法人専用端末としてノキア・ジャパンの「E61」をベースにした「X01NK」や、「813SH for Biz」などが加わった。
料金面でも新たな発表があった。月額980円の追加でソフトバンク以外などへの通話が10.5円/30秒となるホワイトプランのオプション「Wホワイト」を3月1日から開始する。詳細については後ほど レポートする。