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アップル重役が語る新製品──「iPhoneにとって日本は重要な市場だが、克服すべき課題も多い」

iPhoneは第6世代のiPod?

2007年01月10日 00時00分更新

文● 林信行 写真●林信行、MacPeople 雨宮徹

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Widescreen iPod with touch controls
スティーブ・ジョブズはiPhoneのことを“Widescreen iPod with touch controls”とも紹介した

──スティーブ・ジョブズはこの製品がワイドスクリーンiPodだと紹介しましたが、第6世代iPodと呼んでいいのでしょうか?

【ジョズ氏】いえ、これは『iPhone』であり、確かにiPodの機能を丸ごと内蔵していますが、iPodとはカウントしていません。


──基調講演ではいくつかのジェスチャーコマンドが紹介されていました。全部で何種類のジェスチャーコマンドをサポートしていますか?

【ジョズ氏】わかりませんが、あとで必要なだけ追加することが可能です。最も面白いのは、画像の拡大や縮小といったジェスチャーでしょう。

【ムーディー氏】スクロールもなかなかいいです。


──VoIPの機能を追加しないのはなぜですか?

【ジョズ氏】今のところそうしたニーズを感じないからです。


──VoIPと同じくらい残念なのが、GPSを内蔵していない点です。Google Mapsを標準装備と聞いた際に、ぜひGPSも内蔵していて欲しいと思いました。しかし、iPhoneには多数の有益なセンサーが用意されているにも関わらず、GPSを備えていません。

【ジョズ氏】気持ちはよくわかります。だが、市場ごとに要求が異なるのも確かでしょう。GPSは測位方法などが国ごとによって異なります。


──Google Mapsは、携帯電話網であるGSMと無線LANのどちらの接続方法でも使えます?

【ジョズ氏】どちらでもOKです。無線LANのない場所では、GSMのEDGE接続を利用。無線LANがある場所に移動すると、自動的に高速で通信料もかからない無線LANに接続が切り替わります。


──Phoneから直接“iTunes Store”にアクセスして、音楽を購入できますか?i

【ジョズ氏】現時点では、パソコン上のiTunesでコンテンツを管理し、それを同期転送するというやり方が、最もふさわしいと思っています。iPodと同様です。

ただし、iPhoneでは、連絡先やカレンダー、電子メールのアカウント情報など、iPodよりも多くの情報を同期できます。こうした情報をパソコンと携帯電話の間で同期することは、これまで非常に大変でした。しかし、われわれはこの操作を極めて簡単にしました。


──PDFやテキストといった書類も開けますか?

【ジョズ氏】ほとんどのユーザーの要望に応える仕様になっているでしょう。そうした書類もサポートするはずですが、現時点でこうしたフォーマットに対応するといった詳細を明かす予定はありません。


──iPhoneは、アップルが作る製品の価値や審美性といったものを、これまでMacに慣れ親しんでいなかった顧客に伝える上で非常に重要な製品だと思います。その点についてはどうお考えでしょうか?

【ジョズ氏】その通りだと思います。Macはわれわれに取って最も重要な商品の1つであり、今後も広告などを通して、その魅力を伝えていくつもりです。

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