インテル株式会社は、デスクトップ/サーバ向けにクアッドコアCPUの新製品3種類を発表した。これにより同社のデスクトップ/サーバ向けクアッドコアCPUは、合計9種類となる
デスクトップ向けのCore 2 Quadと1ソケットサーバ向けのXeon 3200シリーズ
本日発表されたのは、デスクトップPC用の「Core 2 Quad」1種類と、1ソケットサーバ向けの「Xeon 3200」シリーズ2種類の合計3種類。Core 2 Quadのプロセッサー・ナンバーは「Q6600」で動作クロックは2.4GHz、Xeon 3200シリーズはプロセッサ・ナンバーX3220(2.4GHz)とX3210(2.16GHz)となる。
3種類の製品に共通の特徴として、1066MHzのFSB、インテル「バーチャライゼーション・テクノロジー」、インテル「64アーキテクチャー」(以前EM64Tと呼ばれていた技術)、拡張版インテルSpeedStepテクノロジーへの対応などがある。また、2つのコアで共有された4MBの2次キャッシュが2組、合計8MBの2次キャッシュを備える。このような構成になっている理由は、これらの製品が、1つのパッケージ内にデュアルコアのCPUダイを2つ備えることにより、クアッドコアを実現しているからだ。
すでに発売されている2ソケットサーバ用のXeon 5300シリーズ、ハイエンドゲームPC用のCore 2 Extremeと、今回の新製品を合わせて、インテルが発売しているクアッドコアCPUは全部で9種類となる。
価格はCore 2 Quad Q6600が10万1840円、Xeon 3220が10万1840円、Xeon 3210が8万2570円(すべて1000個受注時)。
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