マイクロソフトは12月11日、「Office Live」日本語サービスの試験運用を開始した。
サーバを持たない中小企業向けビジネススイート
マイクロソフトは12月11日、日本語版の「Office Live」の試験運用を開始した。Office Liveは中小企業向けのビジネススイートで、文書や予定の共有、顧客獲得支援などをWebサービスとしてパッケージ化したもの。Webベースのアプリケーションを使って、企業サイトの構築やe-メールの送受信、グループウェア、顧客管理の機能などを持っている。
サービスはBasic、Essentials、Premiumの3つが提供されており、いずれもベータ期間中は無償となっている(Essentials、Premiumは正式サービス開始後、有償になる予定)。各サービスの内容は以下の通り。
サービス名 | Basic | Essentials | Premium |
---|---|---|---|
企業ドメインの取得 | ● | ● | ● |
企業Webサイト用のディスクスペース | 500MB | 1GB | 2GB |
電子メールアカウント | 25アカウント | 50アカウント | 50アカウント |
Webサイトデザインツール | ○ | ○ | ○ |
共有ワークスペース | なし | 10アカウント/500MB | 20アカウント/1GB |
顧客管理機能 | - | ○ | ○ |
グループウェア機能 | - | - | ○ |
登録用のドメインは汎用ドメイン(.com, .net, .org)に限られているが、有償の追加サービスを支払うことでJPドメインの取得も可能。また、追加のドメインやメールアカウント、ストレージ、ファイルトランザクション、ワークスペース容量、ワークスペースアカウントなども有償で追加することができる。
- ■関連サイト
- マイクロソフト
- http://www.microsoft.com/japan/
- Office Live Beta
- http://office.microsoft.com/ja-jp/officelive/default.aspx