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リクルート、“ホットペッパー.jp”のデータを自社サービスに利用できるAPIを公開

2006年12月22日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)リクルートは22日、同社の飲食店情報検索サービス“ホットペッパー.jp”およびそのモバイル版“ホットペッパーポケッツ”で提供している飲食店のデータを、企業が自社のサービスに利用できるAPIを、同日付けで公開開始すると発表した。専用ウェブサイト“ホットペッパーWebサービス”で提供する。利用料金は無料。

“ホットペッパーWebサー ビス”

“ホットペッパーWebサービス”

“ホットペッパーWebサービス”で提供するAPIは、“ホットペッパー.jp”および“ホットペッパーポケッツ”で公開されている飲食店約57万件の店名/住所/エリア/ジャンル/平均予算/店舗の紹介文/写真(各店舗につき1枚)といった情報を、企業が自社で構築するウェブサービスで利用するためのもの。これらの情報をQRコード化したものを利用できるAPIもあり、携帯電話機向けのほか、カーナビゲーションやセットトップボックスなど向けのサービスにも利用できるという。なお22日現在公開しているAPIで利用できるのは、ホットペッパー編集部が独自に取材を行なった店舗約2万件のデータのみ。残り約55万件のデータについては、2007年の公開を予定しているという。

同社ではAPIの利用例として、独自の飲食店情報検索サービスの作成/既存の自社サイトへの飲食店情報の追加、ブログサービスとの連携などを挙げている。なお、パートナー企業として、グリー(株)、(株)サイバーエージェント、(株)ドリコム、(株)ドワンゴ、(株)レオパレス21など13社が導入を検討しているという。

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