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JR東日本など3社、電子ペーパーを利用した車内広告の試験を実施

2006年12月11日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)ジェイアール東日本企画、(株)日立製作所、東日本旅客鉄道(株)(JR東日本)の3社は11日、日立製作所が開発した8色表示が可能な電子ペーパーディスプレーを利用した車内広告の試験を、山手線車内で行なうと発表した。14日から約1ヵ月にわたって実施する。3社によれば、電子ペーパーディスプレーを電車に搭載するのは日本初だという。

試験に使われる電子ペーパーディスプレー

試験に使われる電子ペーパーディスプレー

電子ペーパーディスプレーのイメージ

電子ペーパーディスプレーのイメージ

電子ペーパーディスプレーは、通電せずに静止画を長時間表示できるのが特徴。バッテリーで長時間稼動するため、電源設備がない場所にも設置できる。また表示するコンテンツを無線通信で書き換えることも可能。

今回の実験では、山手線3編成の先頭および最後尾の運転台裏に電子ペーパーディスプレーを用いた車内広告を設置し、約30社の広告をおよそ2分間隔で表示する。3社はこの試験で、電子ペーパーディスプレーの広告素材としての実用可能性と、表示に適したコンテンツ特性を検証するという。なお3社は、昨年12月に東京駅構内においてモノクロ版電子ペーパーの試験を行なっている。

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