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レノボ・ジャパン、『ThinkPad T60/T60p』にワイド液晶ディスプレーモデルを追加

2006年12月18日 00時00分更新

文● 編集部

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レノボ・ジャパン(株)は15日、Core 2 Duo搭載A4スリムモバイルノートパソコン『ThinkPad T60』および『ThinkPad T60p』の新機種として、Tシリーズでは初の15.4Vインチワイドディスプレー搭載モデル『ThinkPad T60』(63696JJ)、個人向けの『ThinkPad T60p』(8744CXJ)、中/大規模企業向けの『ThinkPad T60p』(8741CYJ)を同日付けで発売すると発表した。ダイレクト価格は『ThinkPad T60』(63696JJ)が22万500円、『ThinkPad T60p』(8744CXJ)が39万7950円、『ThinkPad T60p』(8741CYJ)が47万2500円。10月に発表された『ThinkPad T60/T60p』各モデルと並売する。なお『ThinkPad T60』(63696JJ)は中/大規模企業向けのみの販売となる。

『ThinkPad T60』(63696JJ)、『ThinkPad T60p』(8744CXJ)、『ThinkPad T60p』(8741CYJ)は、Tシリーズでは初めて15.4Vインチのワイド液晶パネルを搭載したのが特徴。TPM(Trusted Platform Module) v1.2準拠のセキュリティーチップや指紋認証機能も搭載する。

『ThinkPad T60』(63696JJ)

『ThinkPad T60』(63696JJ)

『ThinkPad T60』(63696JJ)はCPUにCore 2 Duo T5500-1.66GHz、チップセットにグラフィックス機能を内蔵したIntel 945GM Express(ビデオメモリーはメインメモリーから最大128MB共有)、メモリーにPC2-5300対応DDR2 SDRAMの512MB(3GBまで増設可能)、HDDにシリアルATA接続の60GB(毎分5400回転)、光ドライブにDVD-ROMドライブを搭載。ディスプレーは1280×800画素(WXGA)/1677万色表示対応の15.4Vインチワイド液晶パネルを搭載する。

通信機能は10/100/1000BASE-T準拠のGigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g準拠の無線LAN、56kbpsファクスモデム、IrDA(最大4Mbps)に対応。インターフェースは、USB 2.0×3、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)、マイク入力、ヘッドホン出力などを装備。拡張スロットは、ExpressCard/53(&/34)、PCカード(Type I/II)を装備する。本体サイズは幅358×奥行き255×高さ34mm、重量は2.53kg。電源はACアダプターまたは内蔵リチウムイオンバッテリーを利用し、バッテリー駆動時間は5.5時間(JEITA測定法1.0)。OSはWindows XP Professionalをプレインストールする。なお同製品は中/大規模企業向けの受注生産モデルとなっており、付属ソフトの追加などカスタマイズにも対応する。その場合の価格は別途見積もりとなる。

『ThinkPad T60p』(8744CXJ)

『ThinkPad T60p』(8744CXJ)

『ThinkPad T60p』(8744CXJ)はCPUにCore 2 Duo T7600-2.33GHz、チップセットにIntel 945PM Express、グラフィックスチップにカナダATIテクノロジーズ(ATI Technologies)社のATI Mobility FireGL V5250(ビデオメモリー256MB)、メモリーにPC2-5300対応DDR2 SDRAMの2GB(1GB×2、デュアルチャネル、3GBまで増設可能)、HDDにシリアルATA接続の120GB(毎分5400回転)、光ドライブに片面2層書き込み対応のDVDスーパーマルチドライブ(DVD±R書き込み8倍速/DVD-R DL書き込み2倍速/DVD+R DL書き込み2.4倍速/DVD-RAM書き換え3倍速など)を搭載。ディスプレーは1680×1050画素(WSXGA+)/1677万色表示対応の15.4Vインチワイド液晶パネルを搭載する。

通信機能は10/100/1000BASE-T準拠のGigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g準拠、MIMO(Multiple Input Multiple Output)(2×3)対応の無線LAN、Bluetooth 2.0+EDR、56kbpsファクスモデム、IrDA(最大4Mbps)に対応。インターフェースは、USB 2.0×3、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)、マイク入力、ヘッドホン出力などを装備。拡張スロットは、ExpressCard/53(&/34)、PCカード(Type I/II)を装備する。本体サイズは幅358×奥行き255×高さ34mm、重量は2.53kg。電源はACアダプターまたは内蔵リチウムイオンバッテリーを利用し、バッテリー駆動時間は3.8時間(JEITA測定法1.0)。OSはWindows XP Professionalをプレインストールする。

『ThinkPad T60p』(8741CYJ)は、無線LANがMIMO非対応となり、重量が2.59kgとなっている。それ以外のスペックは『ThinkPad T60p』(8744CXJ)と同じ。『ThinkPad T60』(63696JJ)同様受注生産モデルのため、『ThinkPad T60p』(8744CXJ)より価格が高くなっているが、付属ソフトの追加などカスタマイズにも対応する。その場合の価格は別途見積もりとなる。

『ThinkPad T60』(63696JJ)は“Windows Vista Capable PC”、『ThinkPad T60p』(8744CXJ/8741CYJ)は“Windows Vista Premium Ready PC”となっており、Windows Vistaへのアップグレードに対応する。また同社ではアップグレードキャンペーンを実施しており、2007年3月15日までに両製品のいずれかを購入して31日までに同社に申し込みを行なえばアップグレードが優待価格で行なえる。価格はWindows Vista Businessへのアップグレードが2980円。

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