このページの本文へ

松下電器産業、単3電池2本で駆動するエントリー機『DMC-LZ7』と『DMC-LS75』を発表

2007年01月31日 15時00分更新

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

松下電器産業(株)は31日、乾電池駆動に対応したエントリー向けコンパクトデジタルカメラ『DMC-LZ7』(光学6倍ズーム機)と『DMC-LS75』(光学3倍ズーム機)を発表した。価格はオープンプライス。

ファミリーポートレートを意識『DMC-LZ7』


DMC-LZ7

DMC-LZ7

DMC-LZ7は、昨年1月に発売された『DMC-LZ5』の後継機種という位置づけ(関連記事)。200mmを超す望遠撮影(222mm相当)に対応しており、手頃な価格で、運動会や発表会といったファミリーユースに柔軟に対応できる機種と言える。また、使用する撮像面の範囲を徐々に狭めながらズームアップしていく“EX光学ズーム”は3Mモード時で、9倍まで対応できるようになった(従来は8.3倍まで)。

従来機種に搭載されていなかった、インテリジェントISO感度機能(被写体の動きを検知し、自動的に感度を決める機能)も搭載。ISO感度も従来の最大400相当から通常撮影時1250相当(高感度モード時3200相当)と上位機に遜色ないレベルに改善された。

操作性の面では、本体上部に“E.ZOOM”(イージーズーム)ボタンを新設。このボタンを押すと自動的にレンズのテレ端(6倍)、EX光学ズーム最大(9倍)を自動的かつ高速に選択できる。

動画撮影時の画像サイズとフレームレートがWVGA(848×480ドット)、毎秒30コマ(従来はQVGA、毎秒30コマ)となった。このほかCCDの有効画素数が720万画素(従来は600万画素)、液晶パネルの画素数が11万5000画素(同8万5000画素)、オキシライド乾電池使用時のバッテリー寿命がCIPA測定基準で250枚(同235枚)、内蔵フラッシュメモリーの容量が27MB(同14MB)にそれぞれ向上している。

実売価格は3万3000円前後になる見込みで、発売は2月9日。

DMC-LZ7の主なスペック
製品名 DMC-LZ7
撮像素子 1/2.5インチ有効720万画素CCD
レンズ LEICA DC VARIO LENS 光学6倍ズーム
焦点距離/開放F値 6.1~36.6mm(35mm換算で、37~222mm相当) / F2.8~4.5相当
ISO感度 最大1250相当(高感度モード時3200相当)
液晶ディスプレー 2.5インチ低温ポリシリコンTFT(約11万5000画素)
記録メディア SDメモリーカードまたは内蔵27MBメモリー
バッテリー 単3乾電池2本(オキシライド電池対応)
バッテリー寿命 約250枚(CIPA測定基準)
本体サイズ 幅96.5×奥行き33.1×高さ62.3mm
重量 約230g(装備重量)


気軽に買えるローエンド機『DMC-LS75』


DMC-LS75

DMC-LS75

DMC-LS75は、昨年2月に発表された『DMC-LS2』の後継機種(関連記事)。

従来機種からの改良ポイントとしては、CCDの有効画素数が有効720万画素(従来は有効500万画素)に増え、EX光学ズームも最大4.5倍(同3.8倍)に対応。ISO感度も通常撮影時1250相当(高感度モード時3200相当)となった。液晶パネルは2.5インチ11万5000画素(従来は2インチ/8万6000画素)に大型化。DMC-LZ7同様、WVGA/毎秒30コマの動画撮影やイージーズームもこなせる。

実売価格は2万5000円前後になる見込みで、発売は2月9日。

DMC-LZ7の主なスペック
製品名 DMC-LS75
撮像素子 1/2.5インチ有効720万画素CCD
レンズ LEICA DC VARIO LENS 光学3倍ズーム
焦点距離/開放F値 5.8~17.4mm(35mm換算で、35~105mm相当) / F2.8~5.0相当
ISO感度 最大1250相当(高感度モード時3200相当)
液晶ディスプレー 2.5インチ低温ポリシリコンTFT(約11万5000画素)
記録メディア SDメモリーカードまたは内蔵27MBメモリー
バッテリー 単3乾電池2本(オキシライド電池対応)
バッテリー寿命 約250枚(CIPA測定基準)
本体サイズ 幅93.7×奥行き29.7×高さ62mm
重量 約184g(装備重量)

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン