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アイビス、バーコードリーダー対応の業務用フルブラウザー“ibisBrowserDXR”を発表

2007年01月09日 00時00分更新

文● 永島和夫

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(株)アイビスは9日、(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモのFOMA携帯電話機向けフルブラウザー“ibisBrowserDX”に“UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)対応バーコードリーダー接続機能”を追加した法人向けソフト“ibisBrowserDXR”の提供を開始した。

バーコード

新たに追加されたバーコードリーダーとの接続メニュー

ibisBrowserDXRは、携帯電話機に接続できるUART規格(シリアル接続)のバーコードリーダーに対応。携帯電話機を使った“バーコードによる入出庫管理”“在庫管理”“棚卸”などの機能を携帯電話回線経由のウェブシステムで利用できる。同社では、業務利用例として“レンタルビデオ”“宅配便”“レジ”を想定した簡単な機能実例を、同社のウェブサイトに掲示している。

リーダー

バーコードリーダーと携帯電話機を接続した状態

また同社は、業務ウェブシステムやバーコード対応アプリの請負開発実績があり、既存のウェブシステムの流用や、短時間でできるHTML拡張機能を利用した開発を行なえば、開発コストの低減や期間の短縮が見込めるとしている。

現在の対応機種は『N902i』『N902iS』『N902iX』『N903i』の4機種。利用料金は月額315円か年額3000円のどちらかで、ibisBrowserDXをすでに利用しているユーザーは、追加料金なく利用できる。

ただし、バーコードリーダーを利用したウェブシステムの構築・利用には、1端末につき月額525円などのライセンス料が別途必要となる。

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