家電量販店関係者に「家電の最新トレンドまたは今年流行しそうと思われる製品や製品カテゴリー」をアンケートし、最も多かった3つのキーワードを抽出するとともに、そのキーワードを代表する家電製品を選出しました。
「ステルス家電」
<代表モデル>
issin
スマートバスマット
<編集部コメント>
ステルス家電とは、家具などと一体化し、外見上は家電に見えないインテリア性の高い製品のことを言います。Issinのバスマットは、バスマットと体重計が一体化したモデルです。毎日、風呂上がりに乗るだけで足拭きと同時に体重を図ることができ、簡単に体重管理ができます。テーブルと冷蔵庫が一体化した「LOOZER スマートテーブル」の名前も挙がり、今年は家電プラスアルファの機能を持ち、インテリアに溶け込む製品がユーザーに支持されると予測されます。
「美容家電」
<代表モデル>
ヤーマン
温剃りシェーバー
HOT SHAVE
<編集部コメント>
コロナ禍が明け、マスク着用が個人の判断に委ねられるようになったことで素顔を晒す機会が増えるため、老若男女問わず見た目に対する意識が高まっています。理美容家電部門でも2位にヤーマンの光美容器がランクインしており、夏に向けて男女ともに脱毛機器に注目。ヤーマンのHOT SHAVEはヒーター内蔵のメンズシェーバーで髭剃り負けなど肌トラブルに対応、美容意識の高い若い層に支持されています。今後もメンズ美容家電市場は拡大すると期待されています。
「ポータブル家電」
<代表モデル>
アンカー・ジャパン
ポータブル冷凍冷蔵庫
Anker EverFrost Powered Cooler 30
<編集部コメント>
コロナ禍以前からアウトドアブームは始まっていましたが、コロナ禍の下でも密を避ける観点からブームが継続され、今年もその勢いは止まりません。アウトドアでもデジタル機器などを快適に利用するためにポータブル電源が人気となりましたが、昨年からブームの兆しを見せているのがポータブル冷蔵庫です。昨年はコンセントタイプの冷蔵庫とポータブル電源の組み合わせが人気でしたが、今年はバッテリー搭載モデルの登場が相次ぎ、冷蔵庫単独で利用するシーンが増えそう。キャンプやBBQだけでなく、野球やサッカーといった屋外スポーツ・部活動で利用するケースも増えています。