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DataLabs、建機レンタル大手のアクティオと連携。3次元配筋検査システム「Modely」を全国で拡販

PR TIMES

DataLabs株式会社
全国440拠点で、5月より開始



DataLabs株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:田尻大介、以下DataLabs)は、この度、総合建設機械レンタル大手の株式会社アクティオ(本社:東京都中央区日本橋、代表取締役社長兼 COO:小沼直人、以下アクティオ)と連携し、同社の営業拠点等での弊社3次元配筋検査システム「Modely(モデリー)」の取り扱いを5月10日に開始いたしました。
アクティオが全国に持つ販売網で「Modely」を提供することで、さらに利用者を拡大。国土交通省が4月に策定した、「i-Construction 2.0」の実現に寄与いたします。
5月10日から全国440箇所以上の拠点で展開
アクティオは 「レンタル」と「コンサルティング」を合わせた造語「レンサルティング(R)」をコンセプトに、専門的なノウハウの元、レンタルの枠組みに留まらない、提案型のサービスを提供されています。この度、アクティオが有する全国440箇所以上の営業拠点で、DataLabsの3次元配筋検査システム「Modely」の取り扱いを開始いたしました。
強固かつ高度なアクティオの販売網を活用させていただくことにより、きめ細かなサポート体制のもと、より幅広いユーザーに対してModelyを提供できると考えております。Modelyをより多くのユーザーに利用していただくことで、これまで膨大な労力と時間を要していた配筋検査業務の省力化と効率化に貢献して参ります。
3次元配筋検査システム「Modely(モデリー)」とは
Modelyは点群データを活用した3次元配筋検査システムです。LiDAR付のiPad等でスキャンした鉄筋の点群データをModelyにアップロードし、検査範囲を画面上でクリック指定するだけで、範囲内の鉄筋を一斉に検出し、自動モデル化します。自動生成したモデルから、鉄筋本数・鉄筋間隔等の検査項目を自動計測し、帳票を自動作成することが可能です。また、かぶり厚や重ね継手長も計測することができます。点群データ・3次元モデルや作成した帳票は、施工者と発注者間でクラウド上での共有が可能で、任意の箇所にコメントや写真を付けることもできます。
Modely専用サイト
お問合せ先
「Modely」導入のメリット
Modelyでは、現状課題とされている「2段配置の主鉄筋」や「床版の下側鉄筋」のほか、環状型フープ筋の計測も可能です。また、下記のような省力化等の効果があります。

・従来方法による配筋検査では、メジャーによる計測や写真の撮影、検査帳票の作成等に160万円程度の人件費がかかるが、Modelyを活用することで、トータルコストを100万円まで低減。
・検査作業に要する時間が、5分の1程度に低減(150分/回→30分/回)。
・点群取得からモデリングまでiPad上で完結するため、高価格の専用ソフトや専用計測デバイスが不要。UIも簡素で誰でも使いやすい仕様。

※詳細:国土交通省新技術情報提供システム(NETIS)HP
https://www.netis.mlit.go.jp/netis/pubsearch/details?regNo=CB-230008%20

国土技術政策総合研究所建設DX実験フィールドの「配筋模型」をiPhone LiDARで点群取得しModelyで自動モデル化した様子

左画像:かぶり厚の算出が可能 右画像:環状型フープ、円周上に並ぶ鉄筋のモデル
「Modely」製品ビジョン
Modelyは2023年4月のリリース以降、おかげさまで累計約100アカウントの利用を達成いたしました。
配筋検査においては、現在検査帳票が納品物となっております。Modelyではデジタルデータを活用することで、現状の環境でも帳票作成の効率化や出来形管理写真の削減が可能となっていますが、今後は3次元設計データ(BIM/CIM)を用いて検査のあり方そのものを変えていくことを目指しています。
具体的には、配筋CIMデータをModelyのシステムにアップロードするだけで、設計値の自動登録から合否判定までをシステム上で行い、その後の維持管理フェーズにおいても検査で取得したデータがシームレスに繋がる環境を構築して参ります。


「i-Construction2.0」について
国土交通省では、建設現場の生産性向上の取組として、2016年度より、ICT 施工をはじめとする「i-Construction」の取組を進めてきました。
この取組を更に前進させたのが、2024年4月に策定された「i-Construction 2.0」です。 i-Construction2.0では、2040年度までに建設現場の省人化を少なくとも3割(生産性1.5倍向上)することを目指し、「施工のオートメーション化」、「データ連携 のオートメーション化」、「施工管理のオートメーション化」を3本の柱として、建設現場で働く一人ひとりが生み出す価値を向上し、少ない人数で、安全に、快適な環境で働く生 産性の高い建設現場の実現を目指し、建設現場のオートメーション化を促進するものです。
※参考:https://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_001085.html
「i-Construction2.0」実現に向けたDataLabsの取組
本年4月に策定された、「i-Construction2.0」では、建設現場の生産性の向上のみならず、仕事のあり方そのものを変革し、抜本的な省人化対策を進める必要があることが強調されました。さらに、その実現のための具体的な取組に「デジタルデータを活用した配筋検査」が位置付けられ、3次元設計データ(BIM/CIM)の適用も検討が開始されることも示されました。
DataLabsが提供する「Modely」は国内唯一の3次元データのインプット/アウトプットができる配筋検査システムとして、各種実証実験でも導入による省力化の効果を確認。また、配筋検査の次の工程である、維持管理における利活用への期待も高まっております。今後更なる利便性向上に向けた開発を加速し「i-Construction2.0」の実現に貢献して参ります。

https://www.mlit.go.jp/tec/constplan/content/001738240.pdf より
会社概要:DataLabs株式会社
点群データの自動3Dモデル化(BIM/CIM化)技術を基に、あらゆる建設業務を効率化するクラウドシステムの提供を行う。
設立:2020年7月
代表取締役:田尻 大介
所在地:〒103-0024 東京都中央区日本橋小舟町8-6リリースに関するお問い合わせ
広報担当 板谷弥生
yayoi.itaya@datalabs.jp