バスケ観戦の魅力は試合を見ることだけじゃない!

バスケ好き女子が、シーホース三河のアリーナに通い詰める理由をお話します!

文● 編集● 初野 正和/上原 栞(エリアLOVEWalker編集部)

提供: シーホース三河

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今回は、バスケ好き女子こと私、上原 栞がアリーナの魅力を紹介していきます!

 読者の皆さんこんにちは。エリアLOVEWalker編集部東海チームのバスケ女子こと、上原 栞です!

 前回の記事では、プロバスケットボールチーム「シーホース三河」の魅力と、プロバスケットボールのリーグである「B.LEAGUE」の基礎知識を中心に紹介しました。

 今日は、彼らの活躍の舞台である「アリーナ」に迫っていきたいと思います! 前回は熱く語りすぎてしまった気がしますが、今回もそれ以上に熱くなってしまうかも……。

 プロバスケットボールの試合会場は、アリーナと呼ばれています。アリーナは単なる試合のコートとしての役割だけでなく、演出やグルメなどを通じて、来場者に総合的な満足感を与えるために設計されているのです! そしてそれは、私がバスケ観戦に足繁く通っている理由のひとつでもあります。

退屈する暇がない! 音楽や映像による派手な演出

 シーホース三河のファンだからといって贔屓目に見ているつもりはないのですが、シーホース三河のホームアリーナ「ウィングアリーナ刈谷」は、数あるアリーナの中でも演出に非常に力を入れているアリーナだと思います。

 観戦の気分を上げる音楽による演出、大型ビジョンを使った映像の演出、チアリーダーによるパフォーマンス……バスケ観戦をしながら、まるでアーティストのライブ会場にいるような雰囲気を味わえます。

 バスケットボールの試合って、タイムアウトやハーフタイムなどでストップすることも多いのですが、そうした時間にも、ファン参加型のイベントやプレゼント企画を実施するなど、観客を飽きさせない工夫も見られます。さすが、「ホスピタリティNO1クラブ」に選ばれたチームですよね。

 シーホース三河の演出で恒例となっているのが、試合開始前に行われる「餅まき・菓子まき大会」です。東海地方の結婚式では、新郎新婦がゲストに向かってお菓子を投げる「お菓子まき」が長年の風習なのですが、そこからヒントを得て生まれたらしいです。

 試合そのものの楽しさだけでなく、数々の演出を通じて観客同士に一体感が生まれるのも、私がバスケ観戦が大好きな理由のひとつなんです!

地元文化から着想を得た「餅まき・菓子まき大会」も大人気!

シーホース三河の所属タレント「タツヲ」も会場を盛り上げてくれます!

選手が近い! 臨場感があって迫力満点!

 ちなみに「ウィングアリーナ刈谷」の収容人数は3300人程度。野球やサッカーの広いグラウンドと比べればコンパクトで、選手との物理的な距離が非常に近いのもバスケ観戦の魅力。2階席から観戦しても、選手の表情がしっかりと確認できるほどです。ラッキーなことにコートサイドの席を取れた際は、選手の声や息づかいも聞こえてきますよ!

 カメラを片手に、推しの選手を撮影しながら観戦しているファンも多いのです。ファンクラブに入会していれば、試合後の選手との撮影会に参加できることもあります。観戦後に、応援しているアスリートを身近に感じられる。この感覚って、バスケ観戦以外だと、なかなか感じられるものじゃないと思います!

ウィングアリーナ刈谷では、家族やカップルでゆっくりと観戦するのに最適な掘りごたつを用いた「グループシート」も用意されています

日本代表選手としても活躍する、シーホース三河の西田優大選手。かっこよすぎる!!

まるでグルメフェス! アリーナは「美味しい」

 続いて、アリーナでのグルメの魅力についてお話していきたいと思います! バスケ観戦をしたことがない人にとっては想像がつかないかもしれませんが、試合日にアリーナを訪れると、屋外にはキッチンカーがずらりと並んでいます。その様子は試合というよりも、まるでグルメフェスのような雰囲気。

 唐揚げ、ポテトフライなど露天での定番グルメはもちろんのこと、地元の名物、選手プロデュースグルメ、さらにはスイーツなど、種類もとっても豊富。もちろん、テーブルやイスも用意されています。

 昼からの試合だと、早めに来場してグルメを楽しんでから観戦しているファンも多いですし、夜間の試合ならお仕事帰りの会社員が、アルコールを片手に観戦している様子もたくさん見られます。お酒を飲みながら観戦すると、仕事の疲れも吹き飛んでしまいますよ!

アリーナ屋外には、まるでグルメフェスのように多数のお店が出店します

アリーナのエンタメはこれからさらに進化する!

 さて前回の記事でも触れましたが、2026年から現在のB1を置き換える形でプロバスケットボールの新たなトップカテゴリー「Bリーグ・プレミア(以下、Bプレミア)」が誕生します。

 その参入に“活動拠点に、基準を満たしたアリーナがあること”が条件づけられている関係で、シーホース三河も、2026年に建設予定の新アリーナに活動の場を移し、Bプレミアへの参入を目指しているところです。

 新たに建設される新アリーナは、現在のウィングアリーナ刈谷から、およそ1.5倍も収容人数がアップした5000人規模のアリーナになる予定とのことなので、さらに進化したエンターテインメントが楽しめるのではないかと、私はいまからワクワクが止まりません!新たな情報が入れば、エリアLOVEWalkerでも引き続きレポートしていきますね!

 私、バスケがあまりにも好きすぎて情熱を心の中にとどめておけないので、同僚をよく観戦に誘っているのですが、「興味はあるけど、行ったことはない」とか「ルールがわからなかったり、選手を知らないので楽しめるか心配……」と言われることがすごく多いんです。

 でもこの記事で紹介したように、アリーナはバスケのルールがわからなかったり、バスケの観戦経験がなくても、十分に楽しめるスポットなんですよね。デートでも、家族でのお出かけでも、一人でも、さらに世代も関係なく楽しめるのが、Bリーグのアリーナなんです。現在は2023-24シーズン終盤で、アリーナは一層の盛り上がりを見せています。どうですか? 行ってみたくなってきたでしょ?