解像度はWUXGA、ノートPC・タブレットとして使える!

持運び専用PCやサブ機に4万円台の10.1型2in1タブレットPC「FRT270P」がちょうどいい

文●山口優 編集●八尋/ASCII

提供: インバースネット

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仕事で使いやすいアスペクト比16:10のディスプレーを搭載

10.1型WUXGA(1920×1200)解像度のディスプレーを搭載している。IPS方式のパネルのため視野角が広く色再現性も良好だ

 ディスプレーは画面サイズが10.1型で、解像度がWUXGA(1920×1200)となっている。アスペクト比が16:10で一般的なフルHD(1920×1080)より縦方向に少し広く、一度に表示できる情報量もそのぶん多くなるため、Webページを閲覧する際やビジネス文書を作成するときもスクロールの量や頻度が減って効率よく作業することが可能だ。

 このアスペクト比だとビジネス文書をフルスクリーンで表示した際に余白が出にくいため、端末に保存しておいた資料を確認したり、取引先との打ち合わせで企画書などを画面に表示して相手に見せたりするのにも使いやすい。液晶パネルはIPS方式で視野角が広く色再現性も高いので、写真などの図版を多用した資料もきれいに表示することができる。

縦画面にしたところ。文書を全画面で表示した際、その周囲に余白ができにくく、ビジネスで使いやすい

 ディスプレーは10点マルチタッチに対応しており、スワイプやピンチイン、ピンチアウトなどのジェスチャーで直感的に操作できる。グレアパネルのため映り込みはそれなりにあるが、日中の屋外や照明下などの明るい場所でも画面は比較的見やすい方だった。

 付属のキーボードはキーピッチが実測で約16.5mm、キーストロークが約2.5mmとなっている。一般的なキーピッチ19mmのキーボードに比べると多少窮屈だが、慣れれば十分タッチタイピングできるサイズだ。本製品だけでゼロから文書を作成することも可能ではあるが、どちらかというと別にメインマシンを持っている人がサブ的に使うのに向いている。

キーボードは標準的な配列で、キーピッチは実測で約16.5mm程度。やや窮屈だがキーストロークは十分確保されており、慣れれば思ったよりもタイピングしやすく感じた

 出先でメールをチェックして返信を書いたり文書の修正をするのにちょうどよく、外回りの仕事や、テレワークでたまに出社するときに持ち歩く端末にピッタリという印象だ。

 キーボードカバーにはタッチパッドも搭載されているが、面積が小さめなので操作に多少の慣れは必要。スクロールなどは画面に直接触れて操作した方が手っ取り早いと感じることもあるが、タッチパッドなら画面が指で隠れないため細かい操作をする際はやはりあったほうが便利だ。

キーボードカバーの接続端子。ワンボタンで簡単に着脱が可能

キーボードの背面。4箇所にゴム足があるだけのシンプルな外観になっている

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