JN-PCY238FHDR180-Hシリーズをレビュー

色鮮やかな180Hz駆動ディスプレーが約2万円台!ゲーム環境にパステルカラーはいかが?

文●宮崎真一 編集●ジサトラユージ

提供: 株式会社JAPANNEXT

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スタイリッシュなフレームレスデザイン
充実した位置調節機能を搭載

 23.8型だけあって、液晶パネルの大きさは541(W)×319(H)mmとコンパクト。ベゼル幅は1.5mmしかなく、画面非表示幅の3.5mmを含めても5mmと、フレームレスデザインを採用している。

 そのため、ゲームや動画をフルスクリーンで表示させた時の迫力はかなりのもの。また、複数枚並べた時にフレームが気にならない点はありがたい。

フレームレスデザインを採用したベゼル。ベゼル幅自体は1.5mmしかない

 液晶パネルの背面も当然、パステルカラー一色。左上にJAPANNEXTのロゴが彫り込まれている点が印象的だが、さらにスタンド接合部の周りにはLEDが搭載されている。このLEDは、虹色に光るだけで各色に固定できない点は少し残念。パステルグリーンなら濃い緑色など、色を固定できると使い勝手の幅も広がったのではないだろうか。

背面もパステルカラー一色なのはもちろんのこと、スタンド接合部の周りにはLEDが配置され、虹色に点灯する

 そのスタンドは長方形の台座と支柱で構成され、両者はネジ1本で固定する。ただ、そのネジにはツマミが付いているため、別途ドライバーを用意する必要がない点はありがたい。台座の大きさは200(W)×192(D)mmで、液晶パネルの重量は2.7kgほどと軽いため、安定感は良好だ。

 支柱の高さは360mmほどで、下部にはケーブルを束ねるための穴も設けられている。また、支柱と液晶パネルはツメを引っ掛けて固定するだけなので、製品をパッケージから出して、ツールレスで使用できる点は好印象だ。その他、75×75mmのVESA規格にも対応しており、アームやスタンドを取り付けるために使用するスペーサーも付属している。

スタンドは固定する際にドライバーを必要とせず、パッケージから開封してすぐ使用することができるのはありがたい。VESA規格のネジ穴も

 スタンドは最大110mmの高さ調節が可能な他、左右30度の傾きを調節できるスイーベル機能や、手前に5度、奥側に20度のチルト機能も用意され、液晶パネルの位置を微調節できる点はありがたい。さらに、液晶パネルを時計回りに90度回転させるピボット機能も備えている。

最大で110mmの高さ調節機能が用意されている点はありがたい

前後の傾きを変更するチルト機能は、-5~+20度の範囲で調節できる

液晶パネルの傾きを調節するスイーベル機能は、左右30度の調整が可能だ

液晶パネルを縦画面にするピボット機能も用意されている

 映像入力端子は、DispalyPort 1.2、HDMI 1.4×2という構成。いずれの入力端子でも解像度1920×1080ドットでリフレッシュレート180Hzをサポートしている。

背面の各種インターフェース。写真左からDisplayPort 1.2、HDMI 1.4×2、ヘッドフォン出力、電源端子の順に並ぶ

 OSDメニューの操作用ボタンは液晶パネル右側の底面に配置。前方からのアクセスはしやすく、操作性は問題ない。OSDメニュー表示中は、これらのボタンは左から「項目の選択、決定」「メニューを下に移動、数値を下げる」「メニューを上に移動、数値を上げる」「メニューを戻る、閉じる」の役割が振られ、一番右は電源ボタンとなる。

 また、OSDメニューを閉じている場合は、左から「OSDメニューの表示」「音量調節」「照準点の表示」「入力ソースの表示」となるが、照準点の選択はここでしかできないことは覚えておいたほうがいいだろう。

OSD操作用ボタンは液晶パネル右側の底面部に実装。5つのボタンが並んでいるが、一番右は電源ボタンとなっている

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