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FRONITERの「FRGAG-B760M/WSA/NTK」の実力をチェック

RTX 4070 Ti SUPERの高コスパBTOPCで4Kや高リフレッシュレート環境をゲットしよう!

文●勝田有一朗 編集●八尋/ASCII

提供: インバースネット

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4Kゲーミングに手が届くパフォーマンスを発揮

 では、ここからはゲーム系ベンチマークや実際のゲームタイトルを用いてFRGAG-B760M/WSA/NTKのゲーミング性能を見ていくことにしよう。

・「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」
少々リッチなグラフィックスの一般的な3Dゲームを想定。
・「Apex Legends」
定番バトルロイヤルタイトル
・「F1 23」
レイトレーシング含む最新グラフィックスのレースゲーム。
・「Microsoft Flight Simulator」
シミュレーション演算が膨大なフライトシミュレータ。
・「サイバーパンク 2077」
重量級AAAタイトル。

 いずれもグラフィックスオプションはゲーム内の最高設定を選択するようにして、解像度は1920×1080ドット(フルHD)、2560×1440ドット(WQHD)、3840×2160ドット(4K)の3パターンを計測している。

 また、Apex LegendsとMicrosoft Flight Simulatorではフレームレートの計測に「CapFrameX」というアプリを使用。平均フレームレートの他にデータ全体を100分割して最小値から1%の数値を「min(1%)」とし、これを最小フレームレートの代わりに記載している。

 まずはFINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークを実施。設定は「高品質」「フルスクリーン」を選択している。

FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークの結果

 スコアーはフルHDが19594で“非常に快適”の評価、WQHDが16905で“非常に快適”の評価、4Kは10152で“とても快適”の評価となった。いずれの解像度でも十分に高いスコアーが得られている。

 FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークのスコアーは、平均フレームレートに約100倍をかけたものといわれているので、フルHDでは平均195fps、WQHDでは平均169fps、4Kでは平均101fpsということになる。

 強いていえば4Kでの落ち込みがやや大きいようにも見えるが、それでも平均100fps以上出ているので十分スムーズにプレイできると考えていいだろう。

 次のApex Legendsでは、グラフィック設定でアンチエイリアスを「TSAA」とし、すべてのオプションを最高の状態とした「最高設定」を用意した。射撃訓練場で特定のルートを移動したのちに「バンガロール」の「スモークランチャー」を射出して煙がなくくなるまで待機。という一連の動きに対してのフレームレートを計測している。

Apex Legendsのフレームレート計測結果

 フルHDやWQHDではリフレッシュレート240Hz以上のゲーミングディスプレーを存分に活かせるパフォーマンスを確認できた。4Kでは少々落ちるものの、リフレッシュレート144Hzクラスのゲーミングディスプレーに見合うパフォーマンスを備えていることが伺える。

 続いて、レイトレーシングなどを取り入れたグラフィックスが持ち味のレースゲーム「F1 23」を使用。ゲーム内のベンチマーク機能を用いてフレームレートを計測する。グラフィックス設定の詳細プリセットからは「超高」を選択し、異方性フィルタリングに「16x」、アンチエイリアスに「NVIDIA DLSS」「クオリティ」を設定した状態を用意した。

「F1 23」のフレームレート計測結果

 ベンチマークではステージ「バーレーン」、天候「晴れ」を選択している。各解像度でのフレームレートは次のとおり。

 フルHDとWQHDでは最低フレームレートも100fpsを大きく超えており、高リフレッシュレート対応のゲーミングディスプレーで迫力のレースを存分に楽しめるはずだ。4Kになると幾分フレームレートが下がるものの、それでも最低フレームレート60fps以上を堅持しているので、十分スムーズな状態で遊べるはずだ。

 次は、いちはやくDLSS 3のフレーム生成に対応したMicrosoft Flight Simulatorでテスト。グラフィックス設定は、グローバルレンダリング品質を「ウルトラ」に設定。DirectXのバージョンに「DX12」を選択し、アンチエイリアスは「NVIDIA DLSS SUPER RESOLUTION」、NVIDIA DLSS スーパー解像度は「品質」とした。

 今回はDLSS 3のフレーム生成のオンとオフでのフレームレートの違いも比較している。

Microsoft Flight Simulatorのフレームレート計測結果

 フレームレートの計測場所にはゲームメニューからアクティビティ→ディスカバリーフライトと進み、マップ一覧の中から東京マップを選択して開始する東京上空でのフライトを使用。飛行開始から一切操作はせず、一定時間飛行し続けた際のフレームレートを計測することとした。

 フレーム生成オフの方に目を向けると、解像度の違いでフレームレートにほとんど差が出ていないことを確認できる。これはCPUバウンドが発生している典型的なパターンで、GPUにはまだ余力があるもののCPUの処理が追い付かずにフレームレートが頭打ちとなっている状態だ。

 こういった場合にこそフレーム生成が有効で、オンにすることでほぼ2倍のフレームレートが出ているのを確認できる。これならば4Kも含めて十分スムーズにプレイできそうだ。

 フライトシミュレーター系のゲームは30fpsもあれば十分遊べるといわれるものの、60fps以上でスムーズに遊べるならそれに越したことはなく、Microsoft Flight SimulatorをプレイするにあたってFRGAG-B760M/WSA/NTKは最適なパソコンの1台といえるだろう。

 最後に、重量級AAAタイトルの代表格であり続けるサイバーパンク 2077より、ゲーム内ベンチマークを用いてフレームレートを計測した。

 画質設定はクイックプリセットから「レイトレーシング:オーバードライブ」を選択。パストレーシングも使用する超激重のプリセットだ。また、ここでは最初からDLSS 3のフレーム生成(DLSS FG)を有効にした状態で計測を行なっている。

サイバーパンク 2077の結果

 計測結果から、フルHDとWQHDは平均フレームレート100fpsを超えてとてもスムーズなゲームプレイが可能なことが示された。また4Kの場合も平均60fpsを上回っているので、十分スムーズなプレイが可能と考えていいだろう。

 現時点でもっとも重いグラフィックスの1つに挙げられるサイバーパンク 2077のオーバードライブ設定をここまでスムーズに動かせるとは、FRGAG-B760M/WSA/NTKの底力を垣間見た次第だ。

余裕のあるゲーミングパフォーマンスを求めている人にオススメ!

 以上の検証結果からFRGAG-B760M/WSA/NTKは、様々なゲームタイトルの最高画質設定をWQHD解像度の高フレームレートで楽しめる高いパフォーマンスを持ったゲーミングパソコンということが確認できた。

 また、4K解像度の場合もすべての検証タイトルで平均60fpsのラインはクリアしているので、最高画質4Kゲーミング対応といっても差し支えないだろう。

 例えば、もしパソコンと同室に大型4Kテレビを設置できるのであれば、FRGAG-B760M/WSA/NTKと接続してぜひ活用していきたい。ガッツリ遊ぶ時はWQHD解像度の高リフレッシュレートゲーミングディスプレーをメインに使用し、カジュアルに遊びたい時はパソコンデスクを離れ、無線ゲームパッドを手に大型4Kテレビの前で大画面最高画質のゲーミングを楽しむといったスタイルは如何だろうか。

 多少フレームレートが落ちたとしても、最高画質設定の4K大画面の迫力は別モノの感動があるはずだ。昨今は4K/120fps入力対応の大型テレビも増えてきたので、そのようなテレビと組み合わせられればさらに◎。

 このように、色々な角度からの最高なゲーム体験を可能にする余裕のゲーミングパフォーマンスを求める人に、FRGAG-B760M/WSA/NTKはオススメしたい1台だ。

(提供:インバースネット)

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