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新進気鋭の10社がピッチを披露! 世界最大規模のスタートアップ・コンテストXTCの日本大会が開催!

「XTC JAPAN 2024」レポート

連載
JAPAN INNOVATION DAY 2024

提供: XTC JAPAN

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生産者が産直ECに参加するハードルを低くした産地直送型映像メディア、株式会社アンドピリオド

株式会社アンドピリオド 常務取締役 兼 産地統括マネージャー 大嶋 憲人 氏

 株式会社アンドピリオドは地域とつくる産直ウェブメディア「ふるマル」を運営している。「ふるマル」はライブ配信を中心に、高齢化が進む日本の農業従事者に新たな販路を提供し、生産者の「伝える」方法を変革することを目指している。

 日本の農業従事者のうち、産直ECに参入しているのは1.7%の2万人、平均年齢は48歳とのこと。しかし、98.3%を占める非参入者の平均年齢は68歳と高齢であることが課題となっている。「ふるマル」は、このマーケティングの知識を持っていない人たちでも、ライブ配信に出演して、消費者に思いのたけを直接語りかけて販売できるプラットフォームとなる。

「キーとなるのは地域のキーパーソン、産直コーディネーターという役職です。地域の生産者から物を集めて、ライブ配信の企画、商品の出品・発送などもこのコーディネーターが担います」(常務取締役 兼 産地統括マネージャー 大嶋憲人氏)

 ユーザビリティの向上のために、生成AIでの登録商品のイラスト化や希望の量と種類を選べるピッキング、梱包箱の占有率表示による商品レコメンドなども行えるようになっている。

 サービスのビジネスモデルとしては、コーディネーターからの販売手数料のほかに、ライブ広告掲載料やサービス利用料といった複数のキャッシュポイントを持っているのが特徴だ。

産直コーディネーターがキーパーソンとなる

豊富なキャッシュポイントを持っているビジネスモデル

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