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新進気鋭の10社がピッチを披露! 世界最大規模のスタートアップ・コンテストXTCの日本大会が開催!

「XTC JAPAN 2024」レポート

連載
JAPAN INNOVATION DAY 2024

提供: XTC JAPAN

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Wi-Fiセンシングで高齢者の生活をサポートする、ai6株式会社

ai6株式会社 代表取締役 丸茂 正人 氏

 ai6株式会社はWi-Fiセンシング技術を活用した高齢者ケアソリューション「AiCare」を提供している。

「私たちのミッションは、高齢者の健康寿命を延ばし、社会保障費を抑制するエコシステムをつくることです」(英語でプレゼンした内容を日本語に翻訳)と代表取締役の丸茂正人氏。

 Wi-Fiを利用し、家庭内の活動をデータに変換し、日中の活動から夜間の睡眠に至るまで、連続的にモニタリングするのが特徴。Wi-Fiを使うことで、コストパフォーマンスのいいソリューションとなっているという。

 この技術は動画撮影をしないので、個人を識別せず、プライバシー侵害の懸念を大幅に軽減できる。また、ウェアラブルデバイスも必要としないので、高齢者がストレスに感じることもない。

「AiCare」は、日常生活における活動を学習して、運動や薬の服用を促すリマインドを出したり、家族やコミュニティとの交流を奨励したりできる。また、徘徊や転倒などの緊急事態を検出し、リアルタイムで家族やケアギバーに警告を出すことも可能。生活様式や睡眠パターンの変化から、認知症や生活習慣病の初期兆候を検出し、早期の医療検査を促すこともできる。

「長期的なデータ分析を行い、認知症などの慢性疾患の初期症状を検出できます。私たちは高齢者介護施設向けの『AiCare Pro』と高齢者介護施設向けの『AiCare Companion』という2種類の製品を開発しました」(丸茂氏)

活動を分析し、生活に介入したり、生活習慣病を予防したりできる

カメラやウェアラブルデバイスなしにケアギバーと情報を共有できる

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