【レビュー】Googleサービスを使うならスマートウォッチは「Google Pixel Watch 2」
2024年02月03日 12時00分更新
「マップ」のナビゲーションは、スマホの補助的なもの
プリインストールされている「マップ」アプリは、現在地のおおまかな地図を表示させたり、目的地までの道案内に使ったりできます。目的地の入力は、小さなキーボードでもできますが、音声入力を使うと便利。入力した後、車、徒歩、自転車などの移動手段を選択して、ナビゲーションを起動できます。
ウォッチの画面には「南西に進む」「100m左折」など、シンプルな案内が表示され、タップして地図も表示できる仕組み。同時に、スマホでも「マップ」アプリが起動して同期されるので、地図を確認したいときはスマホを取り出すのがベター。ガイド音声もスマホから出力されます(もちろん、消音していれば出ません)。
ちなみに筆者は最近引っ越したため、ちょっとしたお出かけにもGoogleマップに頼ることが多いです。ウォッチのナビゲーションを使うことで、移動中にスマホの画面を見ることが減ったように思います。
オフラインで「YouTube Music」を聴ける
グーグルの音楽配信アプリ「YouTube Music」もプリインされています。スマホで再生している場合、ウォッチで一時停止・再生、スキップといった操作が可能。これはスマートウォッチとして標準的な機能です。
Pixel Watch向けの「YouTube Music」アプリの利点は、オフライン再生に対応していること。自分が作成したプレイリストなどをダウンロードしておけば、スマホと接続していなくても、音楽を再生できるんです。ただし、ウォッチのスピーカーからは出力されず、ワイヤレスイヤホンに接続する必要があります。Pixel Watch 2はGPSも搭載しているので、ランニングやウォーキングの際に役立つこと請け合いです。
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