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最新ゲームもしっかり遊べる! DLSS 3.0でより快適に!

快適フルHDゲームなら、性能も価格も“ちょうどいい”RTX 4060の15.6型ゲーミングノートPC

2024年01月15日 11時00分更新

文● 勝田有一朗 編集●八尋/ASCII

提供: ユニットコム

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フルHDゲーミングにピッタリのミドルレンジ構成

 LEVEL-15FX164-i7-RMSXが搭載するCore i7-13700Hは、インテル第13世代Coreプロセッサーのモバイル向けアッパーミドルレンジに位置するモデル。性能重視のPコアを6基、効率重視のEコアを8基搭載する合計14コア/20スレッドのハイブリッド・アーキテクチャーCPUで、最大ブースト時の動作クロックは5.0GHzに達する。

 加えてCore i7-13700Hは「インテル Iris Xe グラフィックス」という、CPU内蔵GPUの中では少し高性能なGPUを搭載。LEVEL-15FX164-i7-RMSXは、外部GPUを搭載するゲーミングノートパソコンだが、低負荷時は自動的にCPU内蔵GPUへ切り替わる「NVIDIA Optimusテクノロジ」という仕組みを用いている。したがってゲームプレイ時以外はCPU側のIris Xe Graphicsで画面描画を行っているようだ。

 システムメモリーは16GB(DDR4-3200 8GB×2)を搭載。ゲーミング用途としては必要十分な容量だが、将来的に動画編集といった用途も考えているのであれば、ちょっと不足気味になるかもしれない。注文時のカスタマイズでメモリーは32GBもしくは64GBへ変更可能となっているので、安心を買う意味で32GBへ増量しておくのもオススメだ。

 そしてゲーミングノートパソコンの最重要パーツといっても過言ではない外部GPUには、NVIDIAのRTX 40シリーズのモバイル向けミドルレンジモデルとなる、RTX 4060 Laptopを搭載。GDDR6 8GBのビデオメモリーを搭載し、フルHDゲーミングに適したモデルだ。RTX 40シリーズの新機能「DLSS 3」に対応するゲームタイトルならば、より高いフレームレートの達成が期待できる。

CPU-Z(左)とGPU-Z(右)の実行結果

Control Centerで動作モードを制御

 多くのゲーミングノートパソコンがそうであるように、LEVEL-15FX164-i7-RMSXも付属の設定アプリ、Control Centerを用いてパソコン本体の動作モード変更を行なえる。用意されている動作モードは次の4つ。

Control Centerから動作モードを変更できる

・パフォーマンス:MTP 115W、PBP 90W
・エンターテイメント:MTP 115W、PBP 45W
・省電力:MTP 30W、PBP 15W、動作GPUをCPU内蔵のIris Xe Graphicsに固定
・静音:MTP 30W、PBP 15W

 主にCPUの電力設定(MTP:Maximum Turbo Power、PBP:Processor Base Power)を変更することで動作モードの違いを出しているようだ。性能と発熱のバランスに優れるのがエンターテイメントモードで、デフォルトではこちらが選ばれている。パフォーマンスモードではPBPが上昇、つまり長時間全力運転時にもパフォーマンスが落ちにくいモードということになる。

 今回の検証ではLEVEL-15FX164-i7-RMSXの最大パワーを見るため、とくに断り書きを入れていない限り動作モードはパフォーマンスを使用している。

 また、ゲーミングノートパソコンにとって、静音モードはとても大事なモードだと考えている。使用シーンによっては静音モードに頼る機会も多くなると思うのだが、このときにいかにパフォーマンスを残しながらファン音を抑えられるかという部分は重要。後の検証では、静音モード時の結果も織り交ぜている。

 そのほか、Control Centerでは先述したキーボードバックライトLEDの設定や、キーボードマクロの設定、バッテリー充電オプション変更を行える。とくに、常時ACアダプターを接続している場合に、バッテリーの劣化を抑える充電方法へ切り替えられるのはうれしい機能だ。

Control Centerのバッテリー充電オプションの変更。常時ACアダプターで運用するのであれば変更しておきたい

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