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映画や写真、芸術も正しい色で楽しみたい!

色彩にこだわるクリエイターが意図した画質を忠実に再現できる、今が買いの4Kディスプレー

文●宮里圭介 編集●ASCII

提供: ビューソニックジャパン

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調整範囲が広くしっかりと支えてくれるスタンド

 実用性の面で見逃せないのが、スタンドの作り。廉価なディスプレーではプラスチック製となっているものもあり、ちょっとした振動で画面がゆらゆらと揺れてしまうこともある。

 これに対してVP2786-4Kのスタンドは、しっかり固定できるヒンジと重量のある台座で27型の大きな画面を支えてくれている。振動にも強く、常に安定しているのが好印象だ。

27型の大きな画面をしっかり支えてくれる

 このスタンドは、使い勝手の自由度が高いというのも魅力のひとつ。90度回転して縦長表示にするピボットは、左右どちらの回転にも対応。多くのスタンドは片方にしか回らないが、両方に回せると、インターフェースの向きを選べ、ケーブルを取り回しやすいという利点がある。

90度回転させるピボットに対応。左右どちらにも回転できる

 また、製品によってはピボットに対応するもののスタンドの高さが足りず、チルト角をいじれないといったものもある。そういった仕様の製品とは異なり、ピボットで縦長にしても上下の高さ調整、チルト角の変更などもできるくらい余裕があるのがうれしい。

 ちなみに、上下の高さ調整は130mmと広め。前後の角度となるチルトは-3~21度、左右のスイーベルは120度と広く、好みの位置、角度に調整しやすくなっている。

スタンドは正面のまま、一番下で左に振ったところ

スタンドは正面のまま、一番上で右に振ったところ

 これだけ大きく動かせると、ディスプレーの設置場所で困ることが少ないのがメリットだ。なお、スタンドは取り外しが可能で、100mm角のVESAマウントにも対応。ディスプレーアームが使いたいという場合でも問題ない。

コンテンツを見て楽しむ人も色味にこだわりを!

 スペックが似ていると、どうしても低価格なディスプレーを選びがち。しかし、ディスプレーは常に目にするうえ、何年にもわたり長く使うだけに、少しの妥協が後悔にもつながりやすい。

 もちろん、無理して高価な製品を買う必要はないが、機能と違って代替手段がなく、後から補強もできない画質にはこだわっておいたほうが、後悔は少ないだろう。

 その点、VP2786-4Kは、プロ向けとしても十分な画質を持ちながら、機能面も充実。それでいて10万円台前半と、少し手を伸ばせば届く価格帯というのがうれしい。

 “見る専”であっても色味にこだわりたいというなら、キャリブレーション済みのディスプレーは手軽でありがたい。VP2786-4Kは、そんな選んで損のないモデルといえる。

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