ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。昔のTVCMで「おせちもいいけどカレーもね」というキャッチコピーがありましたが、優しい味付けの和食が続くと、反動で刺激の強いものが食べたくなるもの。
今回、大塚食品のレトルトカレー「ボンカレー MAX ジョロキア」を見つけたので食べてみます。
激辛の唐辛子「ジョロキア」使用のボンカレー
ボンカレーはよく知られた「レトルトカレーのスタンダード」とも言うべき存在。こちらの「ボンカレー MAX ジョロキア」は2023年夏ごろに登場した商品のようです。
ピンと来る方も多いと思いますが、ジョロキア(ブート・ジョロキア)は、唐辛子の一種で、非常に辛いとされている品種です。辛さの数値を表す「スコヴィル値」は100万スコヴィル値程度。この数値は、辛いことで有名なハバネロが25万~45万スコヴィルであるのに対して、およそ2~4倍もあります。
めちゃくちゃ辛そう! 辛いもの好きなので、おそるおそると手に取りながらも興奮。私は、刺激にはそこそこ耐性があるほうで、カレーハウスCoCo壱番屋で一番辛い“15辛”も完食したことがあります(さすがに辛かったけど)。
ちなみにコチラ、パッケージに“限定品”と記載があるように、数が限定されているためか、現在は大塚食品の公式サイトでも確認できません。
今回、近くのコンビニ(セブン-イレブン)でたまたま発見。本体350円+消費税で、378円でした。
容量230gと、多めのタイプだからか、はたまた辛い商品にコストがかかるからか、若干、定番のボンカレーよりお高めですね。
食べてみた。「ヒ~!!」
さっそく温めておうちのご飯にかけて食べてみました!
見た目はやや赤みを帯びていますが、普通のカレーと比べてそこまで「キケン!!」と赤信号を発しているようにも見えませんでした。私の感覚がマヒしているのでしょうか。
ちなみに、ジョロキアだけを使用しているのではなく、赤唐辛子にジョロキアをブレンドしているようですよ。なるほど、だから見た目が赤いんだ。
香りは普通においしそうなボンカレーのそれ。ボンカレー自体に馴染みがあることから、そこまで気負わず、気軽にパクリといきました。
「グ、グ、グ。ムーーーーー」
やばい。これはやられた。一口目からピリピリした刺激が舌と喉を襲います。
たまに「最初は大丈夫だけど後から辛さがくる」といった類の辛いものがありますが、本商品はジョロキア(唐辛子)の刺激たちが、フォワードとして意気揚々と攻めてくる感じで、しょっぱなから辛いです。※あくまでイメージ
辛いカレーは、例えばデリーのカシミールカレーなどいろいろありますが「ボンカレーMAXジョロキア」の特徴は、ベースがボンカレーであること。ボンカレーは種類によって、スパイスの配合を変えているとのことですが、それでも基本は、日本人の馴染みがあるご飯に合うレトルトカレーです。
そこにとんでもない辛い唐辛子がプラス。……そのせいか、唐辛子がめっちゃ引き立っているんですよね!
唐辛子って、辛いだけではなく、それ自体にイガイガした風味があるじゃないですか。そんな“唐辛子感”がしっかりわかるんです。唐辛子好き、ジョロキア好きにはたまらない、……のかな?
ともかく、ヒ~!! と火を吐くレベル。
かなり辛いのですが、ココイチの“15辛”あたりに比べたらまだ食べやすいほう。涙目になりながら、ご飯増しにして食べきりました。
辛い、辛いけど旨いぞ!! 好き(by辛いもの好き)。
辛いものが好きな人は挑戦を
「ボンカレー MAX ジョロキア」は、食べた後も喉やお腹にカッカとした熱が残る、かなり刺激的な商品でした。激辛商品をお店で注文すると値段も上がってくるので、この価格で激辛を楽しめるのは嬉しいです。
連日続いた和食のまったりした感じを払拭したい時にぴったり。ただし、辛いのが得意な人に限る!
限定品で、すでに通販でもあまり扱いがなくなっているようです。辛い物が好きな人は、見かけたらぜひ試してみてください!
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