DEEPCOOLの「ASSASSIN IV」を搭載

14世代Core i9は空冷クーラーで冷やせるの!? RTX 4090で最強クラスの空冷ゲーミングPCを試す

文●宮里圭介 編集●八尋/ASCII

提供: インバースネット

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メンテナンス性、拡張性、インターフェースも充実

 大型のタワー型パソコンで困るのが、ケース内のメンテナンスがしづらいこと。ツールレスでサイドパネルが外せても、取り外しが難しかったり、取り付け時にツメが合わせづらかったりと、意外と面倒なことが多い。

 「FRGBZ790/WS14」で採用されているケースは、ガラスサイドパネルの後方が蝶番になっており、ドアのように開くタイプ。取っ手を手前に引くだけで開き、サイドパネルを外す必要もないため、メンテナンスがしやすくなっている。

サイドパネルがドアのように開き、内部へアクセスしやすい

 ケース内にはドライブベイが見当たらず、3.5インチHDDや2.5インチSSDなど、SATA接続のドライブを増設できないように見えてしまうが、その点は安心してほしい。ちゃんと、裏面からアクセスできる場所にベイが用意されている。

 用意されているのは、3.5インチベイと2.5インチベイが2つずつ。動画や写真などを扱っているとどうしても容量不足になりがちだが、手軽にHDDが増設できるなら、保存場所に困らなくてすむ。

本体下部、電源の手前に3.5インチベイ、マザーボードの背面に2.5インチベイがある

3.5インチベイは、引き出し可能。取り付けしやすい

2.5インチHDDやSSDは、背面に貼り付けるように固定する

 利用時に気になるのが、インターフェースがどのくらいあるかだ。とくにUSBは、周辺機器の接続で利用するだけに、数と速度が気になる。まずはフロントインターフェースからチェックしてみよう。

天面の手前に3×USB 3.2 Gen1、ヘッドセット端子を装備

 USBは合計3つあり、どれもUSB 3.2 Gen1(5Gbps)。最近対応機器が増えつつある、Type-Cが1つ用意してあるのがうれしい。数としては多くはないが、USBメモリーやゲームパッドなど、一時的に接続する機器用としては十分だ。なお、フロントパネルにはインターフェースはないものの、ライトアップ機能を内蔵。アシンメトリーなデザインで、鮮やかに光ってくれる。

派手ではなく、控えめなライトアップとなっているのが◎

 タワー型デスクトップということもあり、背面のインターフェースはかなり充実している。背面のUSBは、4×USB 2.0、2×USB 3.2 Gen1(5Gbps)、USB 3.2 Gen2(10Gbps)、USB 3.2 Gen2x2(Type-C、20Gbps)と充実。10Gbpsを超えるUSBも2つ用意されているので、外付けSSDなど、高速なストレージを接続する場合に活用したい。

USBだけでも8つあるほか、2.5GbEのLANや音声入出力が利用可能

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