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note、画像生成AIで記事の見出し画像を作成 Adobeと連携

2023年08月29日 17時00分更新

文● @sumire_kon

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新機能の利用イメージ

新機能の利用イメージ

 アドビとnoteは8月29日(日本時間)、「Adobe Express」とコンテンツ配信サービス「note」を連携し、記事の見出し画像を作成する機能の実装に向けた取り組みを始めると発表した。PC版note向けの機能として2023年中の導入を目指す。

 Adobe Expressは数ステップの操作でバナー画像やチラシ、動画などあらゆるコンテンツを作成できるデザインアプリ。本機能はAdobe Expressとnoteの投稿画面をシームレスに接続することで、noteの記事に合わせた見出し画像をAdobe Expressに搭載した画像生成AI「Adobe Firefly(ベータ版)」で作成するというものだ。

 見出し画像はnoteのトップページや各SNSのフィード上でも表示されるため、記事を読者の目に留まりやすくする上で重要な要素。本機能で見出し画像の作成を簡略化することで、記事完成までに人間が考える工程が減少し、クリエイターが独自の感性や視点を発揮する時間を増やすことが可能となる。

 Adobe Firefly(ベータ版)はAIの初期学習データに著作権などの問題が発生しない素材のみを使っており、生成されたコンテンツが他者の権利を侵害しにくいことが特徴。商用利用も可能で、Adobe Expressをはじめとする同社製品への実装が進んでいる。

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