PLATEAU、「マインクラフト」で遊べる新宿のワールドデータを公開
国土交通省のPLATEAU(プラトー)は、人気ゲーム「マインクラフト」で利用できるワールドデータを公開した。
Project PLATEAU公式GitHubアカウント内で、PLATEAUの3D都市モデルを「マインクラフト」に取り込み可能なデータ形式に変換するためのツール「plateau2minecraft」とあわせて公開されている。
今回公開されたのは「西新宿」周辺エリアのワールドデータ。8月21日に開催した「PLATEAU Kids Challenge(プラトー キッズ チャレンジ) ~日本の街をマインクラフトで遊んでみよう!~(主催:国土交通省)」で、参加者に配布されたもの。同イベントでは、小学生から中学生の約40名が「マインクラフト」を題材に、デジタルツイン技術やまちづくりを学べるワークショップに取り組んだ。
国土交通省では、2020年度からProject PLATEAU(プラトー)として、都市デジタルツインの社会実装プロジェクトを開始。「3D都市モデル」と呼ばれる都市空間のデジタルツインデータの整備・活用・オープンデータ化の取り組みを進めている。
8月26-27日には、都内(御茶ノ水)でハッカソン「PLATEAU Hack Challenge 2023 in Tokyo」も開催予定となっており、参加・視聴ともに募集中だ。
Project PLATEAUでは今年度、年間を通して多くのイベントを実施する。アイデアソンやハッカソンのほかにも、アプリコンテスト、ライトニングトーク、ハンズオン、ピッチイベント、アクセラレーションプログラム、子ども向けイベントなど多彩な切り口で、開発者コミュニティにおける実装のきっかけ作りを進めている。イベントの予定や最新の情報は、「PLATEAU NEXT 2023」で随時公開されている。