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IoT製品/サービスの”使いづらい”を「体験設計」で解決、デザインスタジオ「ミトオシ」

PR TIMES

株式会社ミトオシ
新事業IoT製品向けUIデザインのイメージ映像2作品を公開

2016年に創業したインタラクション・デザイン・スタジオの株式会社ミトオシ(所在地:東京都中央区/代表取締役:白根義也)は、2023年2月1日より開始した新事業「IoTデバイス向けUIデザイン制作」のイメージ映像(2作品)を公開しました。





本事業は「医療」「自動車」「コンシューマー」向けの製品/サービスでの展開を想定しており、今回公開したのは「自動運転バス」と「スマートミラー」の映像です。
「あるべき未来を見通し、デザインによって社会実装へと繋げる」をミッションとする当社では、大手企業を含むブランドのデジタル体験を6年以上にわたり支援してきました。”人間中心”のユニバーサルな体験設計を強みとし、高速でプロトタイプを改善しながらユーザーにとって使いやすいUX/UIへ導きます。


IoTの”使いにくい”を”使いやすい”に変える、「IoTデバイス向けUIデザイン制作」の概要

「最新技術を搭載しているのに使いにくい」。これは最先端のテクノロジーを備えたIoTデバイスにありがちな課題です。「体験設計」を強みとする当社では、テクノロジーだけでは解決できない課題を見つけ、IoTの”使いにくい”を”使いやすい”に変える支援をします。

本事業では、ICTに関連する製品・サービスのデザイン事業で培ったノウハウと実績をもとに、メーカーや地方自治体といったIoTデバイス開発企業様向けに、IoTデバイスに特化したUIデザインを制作します。

完成したデバイスに対するUIデザイン制作も可能ですが、クライアントの事業・プロジェクトの構想段階からミトオシが伴走しデザインを考案することで、より使いやすく人々に支持されるプロダクトを目指すことが可能となります。


「自動運転バス」「スマートミラー」のイメージ映像







<自動運転バス>
スマートフォンアプリ、及びスマートウォッチと連携し呼び出し可能。乗客の目的地に合わせAIが自動で巡回ルートを生成する仕様を想定。スマートフォンアプリ、スマートウォッチ、車内/車外ディスプレイのUX/UIを制作。
自動運転バスのUIデザインイメージ


自動運転バスに連携したスマートウォッチのUIデザインイメージ

<スマートミラー>
ウェアラブルデバイス(指輪)から身体データを取得し、AIのアドバイスによってユーザーの健康管理をサポートするスマートミラーを想定。スマートミラーのUX/UIを制作。
スマートミラーのUIデザインイメージ



強みは「人間中心」「北欧型インタラクションデザイン」がベースの体験設計

当社が得意とするのは、誰もが心地よく使える”人間中心設計”、ソーシャルインパクトをもたらす”北欧型インタラクションデザイン”をベースとしたUIデザイン制作です。

その実現に向けて、当社が重要視するのが「体験設計」のプロセス。プロトタイプや映像によりプロジェクトの初期段階でイメージを具現化、現実の体験を再現してフィードバックを得ることにより体験価値をアップデートします。

市場に出してみてユーザーの反応を見ながら改善する手法もありますが、「製作コストがかかる」「使いにくいイメージが先行してしまう」といった懸念も。一方、初期段階で体験設計をデザインする当社の手法では、使いにくい製品/サービスになるリスクと余分なコストの両方が削減できます。

プロトタイプを活用した体験設計によりハードの価値を最大化して、ユーザーに支持される製品/サービスを実現、事業成長を後押しします。
ミトオシの「体験設計」概要



体験設計のプロセスが重視されていない現状

日本経済新聞が2023年1月11日に報じた調査(※1)によれば、国主導のデジタル化がつまずいており、先駆けとなった10年前の地域実証実験・調査の7割弱で成果が残っていないとされています。南日本新聞の2023年2月7日の報道(※2)では、8億500万円をかけて開発された「原子力防災アプリ」が、運用開始から1年弱でダウンロード数が3000と伸び悩んでいることが明らかとなっています。

なぜ、このような結果になってしまうのか。当社では、体験設計が机上の空論になっており、利用者の真のニーズを捉えていない側面が大きいと原因を推測しています。登録に手間がかかる、情報が整理されていない、当事者にとって使い勝手が悪いといった失敗の原因は、メーカーのモノづくりという「ハード」とアプリケーションのUIデザインという「ソフト」が適切に融合していない結果として生じます。当社が解決したいのは、まさにこの課題です。ハードに強みを持つ企業様と並走し、ハードとソフトを融合させ、ユーザー視点で役立つ製品/サービスに導きます。

※1 日本経済新聞「地域のデジタル街づくり、「実験ありき」で7割成果なし【イブニングスクープ】」(2023年1月11日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE118XR0R11C22A0000000/

※2 南日本新聞「8億円かけて開発した避難支援システムなのに…アプリのダウンロード3000人止まり 川内原発から半径30キロ圏の1.5%弱」(2023年2月7日)
https://373news.com/_news/storyid/170288/


北欧在住、ユーザーセンターデザインの有識者:安岡美佳さんより



安岡美佳(やすおか・みか)北欧研究所主宰/デンマーク ロスキレ大学准教授。専門はユーザーセンターデザイン、デザインイノベーションの共創手法、ITの社会実装など。2022年12月に『北欧のスマートシティ: テクノロジーを活用したウェルビーイングな都市づくり』(※3)を出版。

「北欧はスマートシティや電子政府で世界的に評価されており、国際連合経済社会局(UN DESA)が発表する『世界電子政府ランキング』(※4)では、デンマークが3回連続で首位となりました。そんな北欧が妥協なく取り組むのは、体験設計のプロセス。当事者をじっくり観察し、何度も議論を重ねて深いニーズを引き出す『参加型デザイン』の手法により、製品/サービスの質を磨き上げます。根本には『人間中心』の哲学があり、人間の幸せを追求した体験設計が特徴的です。ミトオシが提案するUIデザインは北欧の哲学と共通しており、デジタル化において不可欠な視点だろうと考えます」

※3 北欧のスマートシティ: テクノロジーを活用したウェルビーイングな都市づくり(学芸出版社)安岡 美佳;ユリアン 森江 原 ニールセン (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4761528389

※4 Global Trends in E-Government(2022)
https://desapublications.un.org/sites/default/files/publications/2022-09/Chapter%201.pdf


今後の展開

2月末までに追加の2作品「次世代スピーカー」「次世代コミュニケーションシステム」の映像作品を発表予定です。共創については、埼玉県本庄市と早稲田大学によって設立された「公益財団法人本庄早稲田国際リサーチパーク」が実施する「本庄早稲田モビリティ共創プロジェクト」に、2023年4月から協力事業者として参加見込みです。また、新事業に関連する企業様とのディスカッションも開始しており、プロジェクト化が決まり次第、発表いたします。





ミトオシ代表:白根義也プロフィール



Vantan Design Institute(バンタンデザイン研究所)修了。2016年、Mitoosi Inc.設立。2020年、日本で初開催されたCIID(Copenhagen Institute of Interaction Design)主催CIID Winter Schoolを修了し、北欧型インタラクションデザインを学ぶ。主な仕事領域は、WEB/スマートフォン/IoTプロダクトのUI/UXデザイン、WEBのフロントエンドエンジニアリング、デジタルプロダクトのアートディレクション、企業のブランディング。近年は大手出版社のWEBサービス開発、フィンテックやAI技術スタートアップ企業のブランディングなど、領域を横断しプロジェクトに携わる。人間中心設計推進機構会員。循環型社会研究会会員。


代表:白根義也のメッセージ

日本におけるハードウェアのモノづくりは、世界に誇れる技術といえます。一方、UIデザインなどのソフト部分は、まだまだ伸びしろがある状況です。IoT製品は、ハードとソフトの融合が製品を成功へと導く要となります。熟練した技術を持つ日本企業のみなさまが世界で戦うために、体験設計を軸としたデザインの力で、より良い製品・サービスにつなげたい。野心ある方々からのコンタクトをお待ちしています。


【株式会社ミトオシ/ Mitoosi Inc. 概要】

2015年に代表の白根義也(しらね よしなり)がフリーランスデザイナーとして起業し、2016年にQuiet合同会社として法人化、2020年に組織変更し、株式会社ミトオシとなりました。主に「WEBサイト/スマートフォンアプリ」のUIデザイン制作事業を担い、スタートアップやベンチャー企業、大企業などを支援してきた経験があります。

所在地 : 東京都中央区日本橋小網町8-2 エクサムビル4階
代表取締役 : 白根義也
創立 : 2016年
事業内容 : ICTに関連する製品・サービスのデザイン
https://mitoosi.com/