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JDSCとセンコーが物流倉庫作業工数の削減に向け「AI職長プロジェクト」のパイロット運用を開始

PR TIMES

株式会社JDSC
~経験と勘にAIを組み合わせ、意思決定の標準化・高度化を実現~

株式会社JDSC(本社:東京都文京区、代表取締役:加藤 エルテス 聡志、以下「JDSC」は、物流大手センコーグループホールディングス株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:福田 泰久)傘下の中核会社であるセンコー株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:杉本 健司、以下「センコー」)と共同で、物流倉庫スタッフの工数算出と適正配置にAIを導入し、生産性向上を目指す「AI職長※プロジェクト」を2022年1月から推進しています。プロジェクト推進の結果、物量の様相から最適な工数算出が可能となり、倉庫スタッフの待機時間を原資とした1割強の工数削減余地が確認できましたので、2022年11月より実運用に向けたパイロット運用を開始します。 ※職長…倉庫現場運営においての指揮監督者を指すセンコー社内の役職



背景と課題

物流量が日々変わる物流倉庫では、スタッフ人員の確保と適正な配置が重要です。センコーでは、職長がこれまで培った経験と勘を基に必要工数を算出し現場運用を行っていましたが、事業の拡大に伴う人材の育成が大きな課題となっていました。


「AI職長プロジェクト」の概要

「AI職長プロジェクト」は、上記課題をAIで解決し生産性を向上させるために、センコーとJDSCが共同で推進するプロジェクトです。属人的な経験と知見で進められていた業務にAIを組み合わせることで職長の業務の一部を標準化することを目指し、JDSCはセンコーに対してコンサルティングを行うとともに、最適なAIアルゴリズムの開発と提供を行っています。


プロジェクト中間進捗

・物量の様相から最適な工数算出が可能になり、待機時間を原資とした14%の工数削減余地を確認

・ロケーション最適による集品業務の“移動時間”削減の余地を確認

・生産性に影響を与える因子を整理し、因子の組み合わせごとに生産性目標を細分化することで、あらゆる物量のパターンに対して最適に工数を数理的に導ける見通し

・2022年11月よりパイロット運用として、センコーの現場にて日々の業務における作業工数予測、作業進捗管理にAIを導入し、実用化に向けた検証を開始する


今後の展開

現在のセンコー印西ロジスティクスセンター(所在地:千葉県印西市)を皮切りに、順次全国各地のセンコー拠点に展開していく予定です。


参考)AI職長プロジェクトの概念図




                                                以 上

■株式会社JDSCについて(https://jdsc.ai/
JDSCは、物流最適化や需要予測、フレイル検知や教育など、基幹産業を中心とした幅広い分野で、一気通貫型の高付加価値なAIソリューションを提供しています。アルゴリズムモジュールの開発とライセンス提供事業、ITシステムの開発と運用事業、データサイエンスに関するビジネスマネジメント事業を行い、業界全体の課題解決にAIを活用し、日本の産業のアップグレードを目指しています。

《JDSCの3つの特長》
1. AIアルゴリズムに関する技術面での豊富な知見
2. AIによる解決策の提示から実行まで一気通貫で支援するビジネス面での高い執行能力
3. 大手企業との共同開発と産業横展開を両立する生産性の高いビジネスモデル


■センコー株式会社について(https://www.senko.co.jp/jp/
商号:センコー株式会社
設立:2016年4月15日
本社:大阪市北区大淀中1-1-30
代表:代表取締役社長 杉本 健司
資本金:100億円