楽天モバイルの最新の契約者数が明らかになった。
6月末現在で546万契約と、4月末現在と比べて23万件減少した。
もちろん、この理由は5月13日に発表した「ゼロ円プラン廃止」だ。7月より適用と言うことで、ユーザーが一気に流出したとみられる。三木谷浩史会長は「当然、ゼロ円だったユーザーや、正直、全く使ってなかったユーザーもいた。ある意味一定の離脱は致し方ない」と多少のユーザー流出は織り込み済みのようだ。
さらに三木谷会長は「血を入れ替える、といったら怒られるかもしれないが、われわれにとって優良なユーザーに変えていく動きだった」と語る。5月には「ゼロ円でずっと使われても困る」と本音を漏らしていたが、ゼロ円で契約され続けても、楽天モバイルに利益をもたらさない。それであれば、スパッと解約してもらったほうが、楽天モバイルにとってはコスト削減できるというわけだ。
この連載の記事
-
第201回
スマホ
ソニー「Xperia 1 VI」はこだわりから“現実路線”に変わった -
第200回
トピックス
楽天モバイル 契約は絶好調だが、黒字化にはテコ入れが必要だ -
第199回
iPhone
アップル新型「iPad Pro」実物を見たら欲しくてたまらなくなった -
第198回
トピックス
ドコモ新社長は“経済圏”拡大より、ネットワーク品質とショップ網の再構築を最優先すべきだ -
第197回
トピックス
なぜソフトバンクやKDDIのネットワークは強いのか 「2.5GHz帯のTD-LTE」最強説 -
第196回
トピックス
F1の裏に“レノボ”あり 500TBのレースデータを高速処理 -
第195回
トピックス
格安スマホ、キャリアより「シンプルで安い」とふたたび注目 -
第194回
トピックス
中国スマホメーカー、日本への攻勢強める 格安折りたたみスマホで勝負 -
第193回
トピックス
ドコモが狙う“スマホの次“ iPhoneから「Vision」の時代へ -
第192回
トピックス
KDDI「povo」世界進出へ “黒子に徹する”新ビジネスとは -
第191回
トピックス
スマホ基地局を安くする ドコモとNECが世界展開する「オープンRAN」とは - この連載の一覧へ