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ストラタシス、F123シリーズに複合材対応3Dプリンタ2機種を新たに追加

株式会社ストラタシス・ジャパン
2022年06月07日

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株式会社ストラタシス・ジャパン
製造現場での積層造形の用途が拡大する新3Dプリンタとナイロン炭素繊維材料

米ミネソタ州エデンプレーリー&イスラエル・レホボト --(BUSINESS WIRE)-- ストラタシス(Stratasys Ltd. NASDAQ:SSYS)は、F190(TM)CRおよびF370(R)CR 3Dプリンタに加え、炭素繊維で強化された新材料FDM(R) Nylon-CF10を導入し、3DプリンタのF123シリーズ(TM)を拡張したことを発表しました。新しいプリンタは、複合材料の造形に対応した強化された機器で、高剛性・高強度の材料を提供します。 * 本プレスリリースの正式言語は英語であり、その内容・解釈については英語が優先します。


ストラタシスの新しい複合材対応3Dプリンタは、高強度コンポジット3Dプリンタで従来のファブリケーション技術を補完できるように設計されています。(写真 Business Wire)
新しい複合材対応3Dプリンタは、製造業者や産業用機械工が、従来の製造技術を高強度複合材3Dプリントで補完できるように設計されています。このプリンタは、メーカーが最終用途の部品をより速く、よりコスト効率よく製造するのに役立ち、治具、固定具、ワークホールドツールに最適です。

「私は35年以上エンジニアリングに携わっています。新製品開発だけでなく、製品開発に使用するプロセスやツールも含めてイノベーションを起こすことが好きなのですが、20年以上にわたってストラタシスの3Dプリンタは、それをやらせてくれました。」と、ミネアポリスに本社を置く流体処理機器の世界的リーダーでありF370CRベータ版の顧客であるGRACO社(NYSE:GGG)のコントラクター機器部門、ワールドワイド・エンジニアリングおよびカスタマーケア担当副社長Dave Thompson氏は述べています。「当社は長年にわたり、ストラタシス・3Dプリンタの保有台数を増やし、プロトタイピングだけでなく、当社のロボット用のツーリング、治具、グリッパーにまで用途を広げてきました。新しいストラタシスF370CRプリンタは、当社のAMアプリケーションを新しいレベルに引き上げ、工具の寿命を延ばし、さらにはより良い表面仕上げを提供することができます。」

新しい3Dプリンタには、シンプルで直感的なCADからプリンタへのワークフローを提供し、造形を確実に成功させるための高度な機能を含む統合型GrabCAD Print™ソフトウェアが含まれています。また、ストラタシスは、MTConnect規格とGrabCAD Software Development Kitを通じて、エンタープライズ・アプリケーションの接続性も提供しています。複合材対応のF123シリーズプリンタには、再利用可能な造形トレイ、リモートモニタリング用の内蔵カメラ、7インチのコントロールタッチスクリーンが搭載されています。また、F370CRプリンタは材料の自動交換機能を備えており、材料を交換するために造形を中断する必要がありません(新しいキャニスターを設置するだけで、造形が継続されます)。

「ストラタシスは、より強く、より硬く、より正確に造形する能力を提供するこの新しいプリンタを含め、製造現場でのアディティブ・マニュファクチャリングの成長をサポートする3Dプリンタと材料をメーカーに提供しています」と、ストラタシスのマニュファクチャリング部門担当の上級副社長、Dick Anderson氏は述べています。「これらの新しいプリンタが、部品のサイズや幾何学的な複雑さに関係なく、最大99%の寸法再現性を持つことを証明する検証済み公開データがあります。これは、99%のアップタイムと独自のサービスやサポートとともに、メーカーがアディティブ・マニュファクチャリングの採用を加速させる一助となるでしょう。」

同等の競合プリンタと比較して、ストラタシスの複合材対応F123シリーズプリンタは、より多くの材料が利用でき、より大きな造形サイズ、可溶性サポート材のオプション、また大きな造形サイズによる造形量あたりのコスト低減を実現します。さらに、F190CRおよびF370CRプリンタの完全加熱型の大型造形チャンバーとスタビライザー・ウォールにより、高さのある部品を造形することができます。

ストラタシスはまた、F123シリーズプリンタ用の新しい複合材料であるFDM Nylon-CF10を発表しました。これは、ベースとなるナイロン材料に比べて60%以上の強度と3倍近い剛性を持つ材料です。チョップドカーボンファイバー材は、F123シリーズプリンタで使用できる数多くの熱可塑性素材の一つです。ストラタシスの可用性サポート材と併用すれば、どんな形状でも制限なく造形することができます。F190CRおよびF370CRプリンタは、エンジニアリング熱可塑性プラスチックもサポートしています。

新しい複合材対応F123シリーズプリンタとFDM Nylon-CF10は受注を開始しており、出荷は6月下旬を予定しています。

6月15日(水)14時-16時に開催されるオンラインライブイベント(※米国で5月11日(水)に開催されたイベントの日本版)では、ストラタシスの新しい製造ソリューションの詳細をご紹介します。お申込み:https://go.stratasys.com/MFG-DAY-JP-2022.html

ストラタシスの複合材対応F123の詳細については、オンラインをご覧ください。https://www.stratasys.co.jp/3d-printers/f123-composite-ready

ストラタシスについて
ストラタシスは航空宇宙、車載、コンシューマ製品、ヘルスケアなどの産業向けの革新的な3Dプリンティング・ソリューションを提供し、アディティブ・マニュファクチャリングへのグローバルな移行をリードしています。スマートなコネクテッド3Dプリンタ、ポリマー材料、ソフトウェア・エコシステム、オンデマンド・パーツ造形サービスを通じて、ストラアディティブ・マニュファクチャリングチェーンの各ステージで競争面での優位性を提供します。世界をリードする企業や組織がストラタシスのソリューションを活用し、製品設計のトランスフォーメーション、製造やサプライチェーンの迅速化、患者ケアの向上を実現しています。

ストラタシス・ジャパンはStratasys Ltd.の日本子会社で、ストラタシスが製造する3Dプリンタおよび3Dプリンタ材料の販売やパーツ造形サービス(DFP)の提供を行っています。本社は東京都中央区で、大阪に支店があります。

ストラタシスの詳細については、https://www.stratasys.co.jp/、ストラタシスのブログ、Twitter、LinkedIn、Facebookをご覧ください。ストラタシスは、SECのレギュレーションFDに基づき、当社のウェブサイトを含む前述のいずれかのソーシャルメディア・プラットフォームを利用して、重要な非公開情報を共有する権利を留保します。ストラタシスは、適用される法律で必要かつ義務付けられている範囲において、かかる情報を当社の開示書類に含めることもあります。

Stratasys、F123シリーズ、F190、F370、FDM、GrabCAD Printは、Stratasys Ltd.および/またはその関連会社の商標または登録商標です。その他の商標はすべて各所有者の財産であり、ストラタシスはこれらのストラタシス以外の製品の選択、性能、または使用に関して一切の責任を負いません。

将来予測に関する記述についてのご注意
本プレスリリースに記載されている記述は、経営者の現在の予想および信念を反映した将来予想に関する記述です。これらの将来予想に関する記述は、その性質上、急速かつ突然に変更される可能性のある現在の情報に基づいています。ストラタシスの事業に関連するリスクと不確実性により、実際の結果は、これらの将来予想に関する記述によって予測または暗示されたものと大きく異なる可能性があります。これらのリスクおよび不確実性には、以下のものが含まれますが、これらに限定されるものではありません。市場シェアを獲得する新製品または改良されたソリューションの導入における当社の成功の程度、3Dプリンタ市場全般の成長の程度、世界的なCOVID-19の大流行の継続期間(大流行した場合、当社の事業、財政状態およびキャッシュフロー、ならびに当社の顧客およびサプライヤーの事業に、引き続き大きな悪影響を与える可能性があります。利益率の低い製品やサービスへの移行を含む、当社が販売する製品や当社が提供するサービスの価格や利益率の変動による影響、競争や新技術による影響、営業権やその他の無形資産の減損により当社が負担しなければならない追加費用、買収や新規事業・技術・製品・サービスへの投資が成功するかどうかの度合いなど。当社の経営陣及び取締役会の潜在的な変更、グローバル市場、政治及び経済状況、特に当社が事業を展開する国々における状況(コロナウイルスが当社の事業、サプライチェーン、流動性、キャッシュフロー及び顧客注文に及ぼす影響に関するリスクを含みます)、訴訟及び規制手続に関する費用及び潜在的責任、他社による当社の知的財産権の侵害又は当社による他社の知的財産権の侵害に関連するリスク。流動性の維持、事業および資本ニーズの資金調達の成功の程度、税制が当社の業績および財務状況に及ぼす影響、ならびに2021年3月1日に証券取引委員会(SEC)に提出したストラタシスのフォーム20-Fに関する最新の年次報告書の「リスク要因」の見出しに記載されたその他のリスク要因。読者は、当社の事業、財務状況、業績および展望に影響を与えうるリスクおよび要因を利害関係者に助言することを目的とした、当社の2020年年次報告書およびSECに提出または提供された当社のその他の報告書を通じて行われた様々な開示を注意深く検討し、考慮するよう促されます。本プレスリリースで提供された指針およびその他の将来予想に関する記述は、本書の日付時点のものであり、ストラタシスは、新しい情報、将来の出来事などの結果であれ、法律で求められる場合を除き、将来予想に関する記述を公に更新または修正する義務を負わないものとします。

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