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サードウェーブ「kirikaeki.net」、HDMI EDID信号を保持して表示トラブルを防ぐ「4K UHD対応 EDIDエミュレーター(CED-2M)」販売開始

2022年03月24日 15時30分更新

文● ASCII

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 サードウェーブは3月24日、映像設備の切替器を専門に取り扱う「kirikaeki.net」にて、台湾Cypress Technologyの「4K UHD対応 EDIDエミュレーター(CED-2M)」の販売を開始した。

 接続されたHDMIデバイスから提供されるEDID情報を記憶、管理および操作するように設計されており、EDID未対応ディスプレーとの接続やDDC通信未対応のKVMスイッチ・ディスプレー延長器・コンソール延長器ディスプレー切替器などの機器を介することで生じる「表示ズレ」「PC再起動時に設定解像度が変更される」「表示されない」などの現象を防ぎ、常に最適な解像度・リフレッシュレートによる最適表示が可能となる。

 18Gbps 4KUHDに対応しているほか、プリセットされた8種類の汎用的なEDID情報を選択することも可能。最大3840×2160 @60Hz(4:4:4、8ビット)および4096×2160 @ 60Hz(4:4:4、8ビット)のHD解像度をサポートし、コンテンツ不正コピーを防止する著作権技術のHDCPに適合する。 
 
 ソース機器とのDDC通信には、接続されたHDMIディスプレーから直接EDID情報を読み取って行なう「バイパスモード(Bypass)」、学習用スロットに保存されているEDID情報を用いる「学習モード(Leaned)」、標準搭載されている8種類のEDID情報で通信を行なう「デフォルトEDIDモード(Default)」の3つのモードを備える。HDMI2.0に準拠するほか、36bitまでのディープカラー入出力にも対応、Dolby TrueHDやDTS-HD Master Audioの高度なロスレスオーディオコーデックにも対応する。

 直販価格は3万7430円。

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