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UNISOCのスマートフォン向けアプリケーションプロセッサ出荷数、2021年上半期に倍増

PR TIMES

Counterpoint Technology Market Research Limited
中国の半導体メーカーUNISOCのスマートフォン用アプリケーションプロセッサ(AP)の出荷数が2021年上半期に122%増加。

カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチ (英文名: Counterpoint Technology Market Research 以下、カウンターポイント社)は、中国の半導体メーカーであるUNISOCのスマートフォン向けアプリケーションプロセッサ(AP)の出荷数は、2021年上半期に前年上半期と比較して122%増加したという調査結果を含むSmartphone AP Shipment Trackerによる最新調査を発表致しました。


2021年の第2四半期には、UNISOCは8.4%のシェアで市場第4位、スマートフォンにおけるオープンマーケット(Appleを除く)では第3位の座を獲得しています。

この中国のファブレスチップ開発メーカーの業績に関して、カウンターポイント社リサーチアナリストのParv Sharma氏は次の通りコメントしています。
「UNISOCによるAPチップセットの出荷数は、前年2020年上半期と比較して、2021年上半期には倍を超える伸びとなった。今年、同社は顧客を増やすことに成功し、HONOR、realme、Motorolaなどの主要スマートフォンメーカーから設計委託を勝ち取った。中国国内では、UNISOCのT610とT740がZTE、Hisense、HONORに採用された。UNISOC搭載のスマートフォンが中国の消費者にこれまで以上に受け入れられたことは、2021年下半期の成長に向けて良い流れであると考えられる。」

加えて、UNISOCは成長市場である中南米や中東において、キャリアや地場のスマートフォンメーカーの主要パートナーとなっていることがUNISOCのチップ出荷数における高いシェアに貢献しています。そういった状況を鑑みて、同社の勢いは続くだろうと私たちは考えます。

図:UNISOC製スマートフォン向けチップセットの四半期毎の出荷状況

出典: カウンターポイント社


【カウンターポイント社概要】
Counterpoint Technology Market ResearchはTMT(テクノロジー・メディア・通信)業界に特化した国際的な調査会社である。主要なテクノロジー企業や金融系の会社に、月報、個別プロジェクト、およびモバイルとハイテク市場についての詳細な分析を提供している。主なアナリストは業界のエキスパートで、平均13年以上の経験をハイテク業界で積んだ経験を持つ。
公式ウェブサイト: https://www.counterpointresearch.com/