肉食ナベコの「なんでも食べてみる」 第711回
カクテル感ある「ちゅらWATTA」新発売
オリオンのチューハイ「WATTA」からハイビスカス色の新商品!沖縄リゾート気分になれちゃう
2021年07月21日 19時45分更新
オリオンビールは、チューハイブランド「WATTA(ワッタ)」のプレミアムラインとして「ちゅらWATTA ボタニカルライチ」と「ちゅらWATTA ボタニカルマスカット」の2商品を7月20日に発売しました。
いずれも250ml容量で、アルコール分は5%。販売エリアは、沖縄県、奄美群島地区、関東圏。8月にはナチュラルローソンでの展開も予定されています。価格はオープン、コンビニで売られる場合の想定は189円。
「ちゅらWATTA」2商品は、沖縄のハーブに由来したエキスを使用した鮮やかな液色が特徴のカクテルを思わせるチューハイです。いずれもカクテルのプロであるバーテンダーと共同開発しています。
「ボタニカルライチ」は、ボタニカルハーブとしてハイビスカスを使用。ライチならではの華やかな香りと爽やかな甘みと、ハイビスカスの程よい酸味を合わせた、みずみずしい果実感が特徴。沖縄県那覇市の老舗「Bar Radio」のオーナーバーテンダー、大城学さんと共同開発。
ハイビスカスをイメージした赤い液色が目立ちますね。飲んでみると、ビビッドなカラーから甘みが濃いものと想像していたところ、ライチの自然な甘味やハーブの香りがしてとても爽やかでした。
もう一方の「ボタニカルマスカット」は、マスカットとエルダーフラワーの甘く爽やかな香りをブレンドし、隠し味にパインとレモンのさっぱり感を加わえたとのこと。ボタニカルハーブは「バタフライピー」。昨年開催されたWATTAカクテルコンペで優勝した沖縄県那覇市の「琉球ミクソロジースタイル バー アルケミスト」のオーナーバーテンダー、中村智明さんと共同開発。
「バタフライピーってなに?」と知らない人も少なくないですよね。バタフライピーとは、マメ科の多年草でキレイな青い花をつけるのが特徴。この花の部分はハーブティーや天然の染料として使用され、最初は花と同じく青く染まるのですが、レモンなどの柑橘系を垂らすと紫に変色します。青から紫へ変色する性質も魅惑的なバタフライピーは、主に東南アジア、インドなどに分布していて、沖縄でも栽培されています。今回は沖縄県産のバタフライピーを使用。
幻想的な紫のカラー。人によっては華やかすぎる見た目にびっくりしてしまうかもしれませんが、「ボタニカルライチ」と同様に天然由来の色素です。飲んでみると、マスカットの芳醇な甘味が広がってこちらのほうがしっかり甘め。ゴクゴクいくのではなく、少しずつ味わって飲み進めるのがよさそうです。
どちらも食事のお供というより、純粋にお酒自体を楽しみたい時に似合うお酒ではないでしょうか。オリオンビール マーケティング本部ブランドマネージャー福井マリアさんによると「ボタニカルライチは赤色の液色なので、元気がほしい時、仲間と楽しみたい時に。乾杯でグラスに注いで気持ちを盛り上げてくれるようなイメージです。ボタニカルマスカットは、パッケージも夜空をイメージしたデザイン。液色である紫色はヒーリング効果もあるいわれるので、週末の夜にひとりでゆっくり楽しむお酒としてぴったりだと思います」とのこと。
徐々に認知が広がるチューハイブランド「WATTA」
「WATTA」は2019年5月に販売開始されたオリオンビール初のチューハイブランド。スタンダードな商品として「WATTA リラックスシークヮーサー」(アルコール4%)、「WATTA パッションフルーツ」(アルコール4%)、「WATTA 雪塩シークヮーサー」(アルコール5%)の3種類が展開されています。当初は沖縄エリアのみの販売でしたが、2021年4月からは首都圏でも販売を開始しました。また、プレミアムレモンサワーとして防腐剤とワックス不使用のレモンを使用した「natura WATTA(ナチュラワッタ)レモンサワー」(アルコール4%)も今年6月22日から販売。こちらも沖縄エリアと関東エリアで展開されています。
ブランド誕生2年にして沖縄を中心に認知を拡大しているチューハイ「WATTA」。スタンダードな「WATTA」シリーズが沖縄ならではの素材を生かしたフレーバーや、他のブランドとのコラボレーションを通じて様々な沖縄の魅力を届ける立ち位置。「natura WATTA レモンサワー」では、防腐剤・ワックス不使用のレモン、香料、人工甘味料、人口着色料無添加と、製法や素材にこだわったナチュラル志向の商品として訴求。そこに、沖縄産ならではのボタニカルを使用したご褒美感ある「ちゅらWATTA」が加わります。
オリオンビールの福井さんによると「ちゅらWATTA」のふたつのボタニカルの花言葉はそれぞれ、ハイビスカスは「初めての恋」、バタフライピーは「小さな恋」。「今は旅行もなかなか難しく、沖縄に恋焦がれている人もいらっしゃるかと。自宅でWATTAを飲んでもらうことで、沖縄を少し身近に感じてもらえる機会になればいいなと思っています」とのことでした。沖縄以外では関東県のみでの展開ではありますが、スーパーなどでWATTAを見つけたら手に取って沖縄を感じてみてはどうでしょうか。
ナベコ
酒好きライター、編集者。酒活動しています。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に参戦するなど。ホットカーペットが気持ちよすぎて床で寝おちして朝陽で気が付く日々。せっかく年始におろしたパジャマを着ないと……。
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