実は世の中のICTレンドから、大きく逆行することを考えている。現在、数多く契約している有料、無料のクラウドサービスの中からまずは有料サービスの契約延長を止めようかと考えている。
現在加入している有料クラウドストレージはDropbox Plus(2TB:1万5860円/年)とASUSのWebStorage(1TB:2960円/2年)の2つだ。それ以外のクラウドサービスは基本全て無料トライアル版だ。
複数のチームに参加して仕事をしているとか、加えてZoomに紐付けてクラウドストレージを活用するなんて、高尚な使い方は何もやっていない現状では現在のクラウドサービスは筆者にとって大げさすぎるのが実情だ。
値段の安い後者はまだ良いとして、前者は、ほとんどが単なる写真の保管庫のような使い方には高価過ぎる。ましてAmazonプライム会員の筆者なら、こと写真に関してはAmazonフォトで上限なしで何枚でも保管できる。そして何より写真を見るためのブラウズスピードが、ほかのクラウドサービスのどれよりも半端ない速さなのだ。
そんなクラウドからローカルへといった世のトレンドに逆行することを考えていると、テラクラスのローカルストレージを先に買って、考えようという気になってしまった。ネットを1時間ほど徘徊して極めてコンパクトで大容量の「VAVA Portable SSD」(VA-UM003)という理想のUSBローカルストレージを見つけた。
ブラックの化粧箱から出てきたのは、VAVA Portable SSD本体と専用ポシェット、USBケーブルが2本(Type-A to C と Type-C to C)と取説だ。容量は1TB、USB3.1 Gen2(10Gbps)に準拠している。ファイルシステム はNTFS/FAT32/exFATをサポート。インターフェイスはSATA Ⅲ 6Gb/sで読み込み速度は540MB/s、書き込み速度は480MB/sと文句のないスペックだ。
外形サイズは102×30×8.5mmと極めてコンパクト、本体重量も41g(Type-C to Cケーブル込みでも51g)と軽く、シャツのポケットに収納できるサイズ感だ。オマケのポシェットの存在意義も十分ある。そして耐衝撃性は1.2mの6面落下テストをクリアしているので持ち歩きの場合も安心だ。
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