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HUAWEI Mate 30 Pro 5G ロングランレポート 第18回

シャープも採用した今、あらためてファーウェイのLeicaカメラの仕上がりを チェック!

2021年06月01日 10時00分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●ASCII

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 シャープがLeicaと共同開発したカメラを搭載するフラッグシップモデル「AQUOS R6」を発表しました。Leicaと言えば、2016年に発売された「HUAWEI P9」以来、ファーウェイのフラッグシップであるPシリーズとMateシリーズでカメラの監修を手掛けています。

 筆者が初めてファーウェイのスマホを使ったのはHUAWEI P9で、カメラに惹かれて購入したので、AQUOS R6のカメラも気になるところ。AQUOS R6に搭載されるのは、Leicaブランドの「SUMMICRON」レンズと1インチのイメージセンサー。どんな写真が撮れるのかが気になります。

 HUAWEI Mate 30 Pro 5GのレンズにもLeicaブランドの「VARIO SUMMILUX-H」と記されていますが、末尾には「-H」と付け加えられています。「H」はHUAWEIの頭文字で、ファーウェイ向けに開発したレンズであることを意味しています。

HUAWEI Mate 30 Pro 5Gのアウトカメラには、Leicaブランドの「SUMMILUX」レンズが搭載されている

 AQUOS R6が発表された日に、メディア向けに開催されたハンズオンで、いち早くAQUOS R6に触れることができました。そんなにあれこれと撮影できたわけではないのですが、同じLeicaとのコラボとは言え、ファーウェイのカメラとはかなり違う印象を受けました。

 ファーウェイのスマホのほうが、赤、緑、青など、印象に残りやすい色が強めに出て、エモーショナルな写真が撮れるような……。僕はLeicaのカメラを使ったことがないので、それがLeica的なのか、あるいはファーウェイ的なのかはわかりませんが、個人的にはその画作りというか色彩がすごく気に入っています。どうってこともない場面でシャッターを切っても、それなりに雰囲気のある写真が撮れたりするんですよね。

 HUAWEI Mate 30 Pro 5Gのカメラには、撮影時に使える10種類のフィルターが用意されています。フィルターを使わない状態が、Leicaがカラー調整をした「Leicaスタンダード」。ユーザー任意で選べるものとしては「Leicaビビッド」「Leicaスムーズ」というフィルターがあり、残りの8種類のフィルターは、おそらくファーウェイ独自のものだと思われます。Leica監修の優位性をあらためて確認するために、Leicaのフィルターで撮影してみました。

アウトカメラで撮影する際は、Leica監修のフィルターを設定可能。ビデオ撮影時も利用可能。なお、撮影後の編集で、これらのフィルターを使うことはできない

「Leicaスタンダード」で撮影。メリハリのある画質で撮れる

「Leicaビビッド」で撮影。彩度が高くなり、とりわけ赤が強調される印象

「Leicaスムーズ」で撮影。彩度が高めだが、やや落ち着いたトーンに

「Leicaスタンダード」で撮影

「Leicaビビッド」で撮影

「Leicaスムーズ」で撮影

「Leicaスタンダード」で撮影

「Leicaビビッド」で撮影

「Leicaスムーズ」で撮影

「Leicaスタンダード」で撮影

「Leicaビビッド」で撮影

「Leicaスムーズ」で撮影

 やっぱり、いいですよね。Leica監修のカメラ。これからもファーウェイとLeicaのコラボは続いてほしいところです。

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