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オムロン ウェアラブル血圧計「Heart Guide」レビュー 第1回

フツーの血圧計とはどう違う? 使いやすいの?

オムロン値段お高め腕時計型の血圧計「Heart Guide」を試した

2020年09月15日 12時00分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●飯島恵里子/ASCII

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オムロンのウェアラブル血圧計「Heart Guide」(HCR-6900T-M)

 オムロンヘルスヘアが「Heart Guide」という腕時計型の血圧計を販売しているのはご存知ですか? まず、2018年12月にアメリカで発売され、日本では医療機器としての認証を取得してから2019年12月に発売されました。いつでも手軽に血圧を測れるという画期的なアイテムですが、価格は7万9800円(税別)。家庭用の一般的な血圧計が3台も4台も買えるお値段です。

ウェアラブル血圧計「Heart Guide」の同梱品一式。右下の紙は手首のサイズを確認するためのメジャー

 血圧を測る習慣がある人にとっては、俄然気になるであろう、このウェアラブル血圧計。オムロンヘルスケアさんから「試してみませんか」と貸してもらうことができました。実際の使用感や生活に与える影響などについて、これから3回にわたってレポートしていきたいと思います。

カフにある充電ポートをクリップで挟むようにして充電する。満充電で2日間使用できる

「Heart Guide」との出会いはラスベガス

 まず、筆者がなぜ血圧計を必要とするのか、ということを話しておきましょう。昨年受けた健康診断で冠動脈疾患が見つかり、以降、塩分やコレステロール量に注意した食事を心がける必要が生じ、医師から血圧を測るようにも指導されています。その疾患自体は、血管に「ステント」という小さな金属の管を入れる手術を行い、無事に成功。現在は、血液をサラサラにする薬などは飲んでいますが、普通の生活を営めるほどに回復しました。

 筆者はオムロンの「HCR-750AT」という血圧計を使っているのですが、あるウェブメディアに寄稿した記事から、それを知ったオムロン ヘルスケアの広報さんから連絡をいただいたわけです。「よかったら、Heart Guideも試してみませんか」と。その方は「Heart Guide」が2019年のCESに出展されていた際に、取材でお世話になった方でした。その際は、自分の日常生活に血圧計が必要になるとは思っていなかったので、いや〜、いつ何が起こるかはわからないものですね。みなさんも健康診断は忘れずに受診してくださいね。

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