照明の遠隔操作用指ロボット「MicroBot Push 2」
が故障し、代わりに「SwitchBot」を衝動買い
筆者は「なんちゃってIoT」系のガジェットが大好きだ。基本的にガジェットが発売されると速攻で衝動買いしている。この連載でも、クラウドファンディングでスタートした“指ロボット ”の「MicroBot Push 2」を利用して、生産終了したAmazon Dashボタンを押させてみたりして“無駄を楽しむガジェット”としてご紹介したことがある。
その後、つい先日までMicroBot Push 2は本来の推奨機能のひとつでもある、天井灯の壁面スイッチのオン・オフ用超シンプル&単機能指ロボットとして利用していた。ところが、スマホアプリのバージョンアップか何かの拍子で、まったく動作しなくなってしまった。ベッドに入ってから天井灯を消すという大したことのない操作でも、習慣となってしまうと無いと極めて不自由で不便な感覚を覚えてしまうから不思議だ。
再度、同じMicroBot Push 2を購入しても良かったのだが、そこはまだまだ未開拓のIoT分野。怖いもの見たさでよく似た機能を提供してくれる「SwitchBot」という同様の“指ロボット”を衝動買いした。
SwitchBotもMicroBot Push 2と同様、基本はスマホと指ロボットをBluetooth接続し、専用アプリをスマホに導入、スマホからBluetooth無線の届く範囲で操作し利便性を実現するモノだ。
実際のところ、このような機能の必要性や需要市場がいったいどの程度あるのかに関しては筆者にはあまりピンとこないが、よりコントロールエリアを拡大し、出先や旅行先から指ロボットを操作したいユーザー向けには、宅内に設置したWi-Fiルーターへのブリッジ機能を実現するための専用のHUB(通常は別売)も用意されている。
既成のレガシーな壁面電灯スイッチやコーヒーメーカーなどのボタンを操作するなら指ロボットが最適かもしれないが、単に壁面ACコンセント部分の電源オン・オフを操作するだけなら、すでにプラネックスコミュニケーションズの「スマソケ」やTP-Linkの「ミニ スマートWi-Fiプラグ」など、Wi-Fi連携できる遠隔操作も可能な製品があり、筆者も複数愛用している。
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