前へ 1 2 3 4 5 次へ

大型狭額縁か、輝くOLEDか、それが問題なのだっ

Razer Blade 2019夏モデル 実機レビュー=あこがれの有機EL搭載15と大型液晶17どっちを買うか考えてみたっ!!

文●みやのプロ(@E_Minazou)写真:高橋智

提供: Razer

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

17型はメインマシン
3DCGと映画没入派には15型OLED
高速ゲームにはもちろん240Hz

下が17型、上が15型のボックスで、本体はピッチリと入っている.

 Pro17を1週間使ってみて感じたのは、「大きい画面はなにをするにも効率がいい」という事実です.原稿を書くのも、PDFのA4縦のリリース文を読むのも17型はとっても楽です.そして多数の写真から使うカットを選ぶ作業や、複数のアプリを立ち上げて編集する作業は、17型のほうが200%はかどりました.もちろんゲームの迫力と臨場感も大きい画面はやはりいいですね.

 ベンチマークテスト結果が17型のほうが速かったのも好印象ですね.小型ですがファンが2基増設されていて、より冷却能力が向上しているものと考えられます.安定した仕事環境にはうってつけですね.

17型の手前に設置されている小型のツインファンにより15型より冷却能力が向上している.

 では15型はというと、やはり持ち歩くにはこちらです.重さ2.1キロは携行できますし、Blade15とPro17はキーボードもタッチパッドもサイズは全く同じなので、窮屈な感じはありません.膝の上で使うのも、横幅が355ミリならばとなりの人にも迷惑がかかりません.

 そして4KOLEDは、輝度も高いので明るい場所でも使いやすいですから、屋外利用が多いユーザーにはオススメです.もちろん4KのHDR映画を楽しむならゼッタイにOLEDです.そして、このOLEDは先の説明のとおり、DCI-P3というデジタルシネマ向けの広い色域をカバーしており、なおかつDisplayHDRのHDR400をクリアしていますから、4KHDRの動画編集を行うには最適の環境となります.

 ゲームの3D空間に没入したいときもOLEDのHDRは違います.ハイライトのまぶしさや薄暗い場所のディテールは、液晶とは全く違うリアリティがあります.  ただし、反射速度を競うとか、高速でぐいぐい移動するといった場合、OLEDのリフレッシュレートは残念ながら60Hzです.いまどきのメジャーなゲームはHDR対応しているので、画面のリアリティは非常に高いですが、動きとなると144Hzや240Hz液晶のほうがチラつきもなく、気持ちよくプレーできます.

 あとはグレアの好き嫌いでしょうか.この鮮やかさを際立たせるのはグレアなんですが、照明の反射が気になるという人は実物を見て決めるといいです.

 自宅の書斎マシンや、会社の机上でバリバリ仕事するならPro17ですね.作業性に非常に大きく影響します.おカメラ好きなおじさんとしてはOLEDの美しさにホレてしまったので、今年はこっちを買うことに決めました.本当は両方ゲットできると最高なんですけどね~~

さあ、みんなはどっちの新Bladeを買うのかな~~

(提供:Razer)

前へ 1 2 3 4 5 次へ

この記事の編集者は以下の記事もオススメしています

過去記事アーカイブ

2024年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
2023年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2022年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2021年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2020年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
10月
11月
12月
2019年
01月
03月
04月
07月
08月
10月
11月
12月
2018年
06月
07月
11月
12月
2017年
01月
07月
10月
12月
2016年
01月
11月
2013年
03月