アップルは製薬会社のイーライリリーと協力して、iPhoneやApple Watchのデータから認知症の早期発見が可能か研究している。米メディアCNBCが8月7日に報じた。
発表されたレポートによると、軽度の認知障害、初期のアルツハイマー病、それらの症状のない人のiPhoneやApple Watchから得た日常的な行動データに、違いがないかどうかを調査しているという。
初期の研究は12週間にわたって行われ、認知機能が低下している人は健康な人と比べてタイピングが遅い、タイプ数が少ない、テキストメッセージの送信が少ないことが発見されている。また、サポートアプリへの依存度も高いという。
研究はまだ初期段階のため、研究者らは結論を出すにはさらなる長期的な分析が必要だと語っている。確実な診断は難しいかもしれないが、iPhoneが症状の早期発見の助けになるのであれば期待したい。
この連載の記事
-
第2062回
Apple
アップル「Vision Pro」日本での発売は7月中旬〜下旬か -
第2061回
iPhone
アップル、iPhone向けの生成AI機能は「オリジナル絵文字メーカー」? -
第2060回
Apple
アップル新型「AirTag」2025年発売? 有効距離が最大60mに拡大か -
第2059回
iPhone
iPhone「iOS 18」アプリアイコンのカラー変更可能に? -
第2058回
iPhone
アップル「iPhone 16 Pro」超広角カメラが4800万画素に? -
第2057回
Apple
アップル「折りたたみ式MacBook」約19インチか(たたむと13インチ) -
第2056回
Apple
アップル「折りたたみMacBook」2026年発売か 価格はVision Proクラス? -
第2055回
Apple
アップル新型「iPad mini」有機EL搭載で2026年発売か -
第2054回
iPhone
アップル、超薄型iPhoneを2025年投入か -
第2053回
iPhone
アップル「iPhone 16」6月からディスプレーパネル生産開始 -
第2052回
iPhone
アップル「iPhone 16 Pro Max」バッテリーさらに長持ちに? - この連載の一覧へ