新型iPhoneネタが多い今年の秋だが、中でも大本命は「iPhone X」。これ、iPhone エックスではなくてテン。ローマ数字の10。
iPhone 8から1ヵ月ちょっと遅れでiPhone Xなんて出したら来年(2018年)のiPhoneはどんな名前になるのだか興味は尽きないのだけど、それはそれとして、iPhone Xである。
先月、iPhone 8で猫を撮る話をした舌の根も乾かぬうちにiPhone Xでまた猫を撮るってのもiPhoneばかりすぎるだろと思わないでもないけど、iPhone Xはひと味違うので別途取り上げるのである。
まずiPhone Xは細い。幅はiPhone 8とiPhone 8 Plusの間くらいで細い。ホームボタンもなくなりディスプレーが細長くなり、画面の面積は広くなった。
だから画面は広いのに片手で持ちやすい。猫を撮る時って片手持ちになること多いから、これは助かる。左手で撫でながら右手で撮るとかよくあるから。
iPhone XはiPhone 8 Plusと同様にデュアルカメラを搭載している。2つ並んだカメラのうち、片方が広角、片方が望遠ってのがポイントなのだが、望遠側のカメラに光学式手ブレ補正がついた。
光学式手ブレ補正って望遠になるほど重要になるわけで、iPhone Xでやっとついた感じだ。
望遠側のカメラは35mm判換算で52mm相当(実はiPhone 8 Plusの望遠カメラよりちょっと短くなってる)。猫を身近な距離で撮るのにはちょうどいい。
冒頭写真もそんな感じ。布団の上で寝てる猫を背景ぼかしのポートレートモードで撮影したもの。ヒゲの先は背景に溶けちゃってるけど、室内でこれだから写りはいい。
秋は猫が日なたに来る季節。
室内飼いの猫も部屋の中の明るい場所で撮れる季節ってもんだ。
でも、日なたでくつろいでるところ撮ろうと近寄ったら怒られました。いや怒ってるわけじゃないんだろうけど、そういう顔をしてるじゃない。
「逆さ持ち」でより低い位置から撮影
さらにiPhone Xはスリムになった分「逆さ持ち」もしやすい。
逆さ持ちってのはスマホで猫を撮るときの基本技のひとつ。逆さに持つとレンズが下側にくるからその分低い位置で撮れるのだ。猫目線で撮りたいとき、高さ調節をしやすいのである。
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