やっぱ、それなりのクオリティーで猫写真を撮ろうと思うと、デジタル一眼になるわけである。
しかも相手は猫なので、ガチャガチャとレンズ交換していてはタイミングを逃すこともある。
となると、1本で基本的な撮影を賄えるズームレンズが欲しいよねえ。近くの猫は広角でワイドに、遠くの猫は望遠で、しかも必要に応じてぐぐっと寄って撮れるレンズとかめちゃ便利じゃないですか。
そういうレンズは今までなかった。高倍率ズームレンズはいっぱいあるけれども、初心者向けの設定だったのでどうしても写りに不満があったのだ。正直、そういう高倍率ズームを便利そうだからと買っては、不満で売り払ったりしてました。
でもそんな不満を解消する、高画質で高性能で高倍率な便利レンズが出たのである。オリンパスの「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」(12-100mm F4、実売価格 15万円前後)。
35mmフィルム換算だと24-200mm。今まで、24-105mm F4 や24-120mm F4ってレンズはあったけど、それだと望遠側がちょっと足りなかったのだ。
もう猫撮りの基本レンズに決定。
望遠で遠くからそっと撮り、近寄って大丈夫そうなら撫でながら広角で撮影、って使い分けが簡単にできるのだ。
これはいい。
この連載の記事
-
第871回
デジカメ
渋めのレトロ調から白黒まで、富士フイルム「X-T50」は多彩なフィルムテイストで猫撮影が楽しめる -
第870回
デジカメ
望遠が優秀で画質もトップレベルのシャオミ「Xiaomi 14 Ultra」を持って街の猫とたわむれてきた -
第869回
デジカメ
猫の毛並みもキリッと描写! シャオミ「Xiaomi 14 Ultra」はスマホなのにスゴい優秀なコンデジだ -
第868回
デジカメ
14年前のコンパクトデジカメ、10倍ズームのキヤノン「IXY 50S」を引っ張り出してキジトラ三昧 -
第867回
デジカメ
予約しないと買えない本格派コンデジ、リコー「GR III HDF」と「GR IIIx HDF」で気軽に猫スナップ -
第866回
デジカメ
5倍や10倍望遠で撮れ、Sペンがリモートシャッターにもなる「Galaxy S24 Ultra」は猫撮影で重宝する -
第865回
デジカメ
4つのカメラを搭載したサムスン電子「Galaxy S24 Ultra」は猫の顔アップもピシッと撮れる -
第864回
デジカメ
”猫撮影の基本”第3弾! 背景やボケ具合をコントロールするとよりイメージどおりの写真が撮れる -
第863回
デジカメ
”猫撮影の基本”第2弾! 広角と望遠の特性を知って使い分けると写真のバリエーションがぐっと広がる -
第862回
デジカメ
構える高さを工夫すると猫写真は大きく変わる! 新年度なのであらためて猫の撮り方ノウハウをご紹介 -
第861回
デジカメ
10年前に撮った猫とまさかの再会! 数年ぶりに出会っていた猫たちの写真をライブラリーから探し出した - この連載の一覧へ