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有効容量20TB、400万円台から。同時にハイブリッドストレージの新シリーズも

Nimble Storage、中小向けオールフラッシュ新製品「AF1000」

2016年08月26日 06時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 Nimble Storage Japan(ニンブルストレージ)は8月25日、オールフラッシュストレージ「Nimble Storage AFシリーズ」のエントリーモデルとなる新製品「AF1000」を発表した。同時に、アダプティブ(ハイブリッド)フラッシュストレージ「CSシリーズ」のポートフォリオも刷新している。

Nimble AF1000(AFシリーズ)の筐体

 Nimble AF1000は、中小企業および中小規模システムにおけるオールフラッシュストレージニーズに対応した、AFシリーズのエントリーモデル。最小構成で有効容量(重複排除/圧縮有効時のデータ容量)20TB、希望小売価格が約400万円台(4万ドル)からスモールスタートでき、拡張シェルフ追加で最大有効容量最大有効容量165TBまで、無停止でスケールアップ/スケールアウトが可能。最大IOPS(Read:Write=70%:30%)は3万5000となっている。

 AF1000の追加により、AFシリーズはエントリーからハイエンドまでをカバーする5モデル構成となった。また、AF1000においてもハイエンドモデルと同等の機能をすべて搭載している。

 一方、SSDとニアラインSASのハイブリッド構成であるCSシリーズは「CS1000H」「CS1000」「CS3000」「CS5000」「CS7000」の5モデル構成となり、従来比で2倍のパフォーマンスを発揮し、キャパシティコストは40%低減した。ハイエンドモデルの「CS7000」は、23万IOPS、有効容量2.4PBを実現している。

 AFシリーズ、CSシリーズの全モデルでは、予測分析クラウドサービス「InfoSight」に対応しており、障害発生や性能劣化を事前に察知し、安定運用を可能にする。

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