このページの本文へ

Office 365で安価にファイル暗号化を導入可能に

Azure RMSと連携してファイルを暗号化する「InfoCage FileShell V3.0」

2016年03月25日 06時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 3月24日、NECは社内のファイルを自動的に暗号化する情報漏えい対策ソフト「InfoCage FileShell V3.0」の販売を開始した。

 新バージョンでは、ユーザーIDの管理機能や認証機能を提供するクラウドサービス「Azure Active Directory Rights Management(Azure RMS)」との連携を実現。Office 365の利用企業はオンプレミスでのシステム構築に 比べ、コストを抑えたファイル暗号化システムの導入が可能になるという。

オンプレミスとクラウドとの連携

 また、「持出閲覧形式保護オプション」を追加することで、取引先などの外部のユーザーと暗号化したファイルの共有が可能になる。閲覧専用ツールを利用することで、共有された暗号化ファイルを閲覧でき、利用者が誤って第三者にファイルを送付した場合や、誤ったファイルを送付した場合でも、遠隔で暗号化ファイルを削除できるという。

オプションの利用イメージ

 価格は1ライセンスで1万3000円で、持出閲覧形式保護オプションが3900円(ともに税別)。

■関連サイト

カテゴリートップへ

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード