イタリア人「タラコパスタ? なにそれ」
イタリア人はタラコパスタを知らない
日清食品は、“カップヌードル パスタスタイル”シリーズの新商品『カップヌードル パスタスタイル 和風タラコ』を11月2日に発売します。
パスタスタイルというと第1弾の“ボロネーゼ”発売時には、パスタ発祥の地であるイタリアカンパニア州ナポリ県グラニャーノ村にまでいって本場のお墨付きをもらおうとしたところ、ことごとく「これはパスタではない」と否定された、という自虐をネタしたプロモーションが話題になりました。
第2弾は“和風タラコ”。あれ? 第1弾のボロネーゼは、体裁は一応イタリアに認められる本場の味を目指していたはずですが。
というか、認める認めないの前に、イタリアにはパスタメニューにタラコがないそうです。しその風味もきいたタラコパスタは完全に日本独自時のものなので、もはや「イタリア人が知らないパスタ」なんですね。イタリアの評価、はなからどうでもいいんだ……。
カップヌードル感覚のタラコパスタを食べてみた
さて、そんな新商品『カップヌードル パスタスタイル 和風タラコ』を食べてみました。
湯切りが必要なので、蓋を開けるのは半分まで。中に入っていた小袋は2つでした。
お湯を入れたら待ち時間は5分。パスタなので長めです。
湯切り用の口を開けて湯切り。円筒のカップは、お湯の出てくる場所が定まるので、意外に湯切りしやすいですね。
粉末ソース、液体ソースの順番に投入し、まぜこむ。
できました! タラコなので期待どおりの赤さとプチプチ感です。
しその風味がきいた日本人好み味
いただきます!
パスタというか、容器がカップヌードルと同じ感じの円筒だし、お箸だし不思議な感じ。もちろん、フォークを使って食べるのもありですよ。
食感が、もーちーもーちー。パスタらしく太麺で弾力があります。また歯切れがプリッとしていてこれまたパスタらしいのですが、そのぶんやや切れやすいです。
味わいは醤油バターが香ばしく香るタラコソース。しそとわけぎの風味がさわやかにきいていて、日本人なら大好きな味わいです。しそやタラコが苦手な人ではなかったら。
ソースの量が全体にちょうど混ざる位なので、味が濃くなりすぎず、薄くなく、バランスのよい味わいです。濃いめのソースでお酒と一緒に食べたい人には少し物足りないくらいかもしれませんが、パスタを好む女性の感覚にはちょうどいいのでしょう。
ボリューム的にもそんなに多くはないので、おやつとしてパスタを食べたくなったときにちょうど良いです。
イタリア人はタラコパスタを知るべき…
というか、タラコパスタは天才的な組み合わせなので、これを知らないのイタリア人がもったいないですよ!
『カップヌードル パスタスタイル 和風タラコ』の発売に合わせて第1弾のボロネーゼも、リニューアル発売。トマト感がグレードアップして、イタリアに1歩近づきました(?)。
『カップヌードル パスタスタイル 和風タラコ』
・メーカー:日清食品
・価格:198円(税別)
・発売日:11月2日
この連載の記事
-
第1006回
グルメ
スースー感ヤバし! 「フリスクスパークリング」飲んでみた -
第1005回
グルメ
【悲報】ケンタの「凄肉バーガー」はバーガーじゃなくて肉の塊だった -
第1004回
グルメ
マクドナルド、大人に向けた「てりやき」3種。マジで辛い「旨辛チーズてりやき」も -
第1003回
グルメ
コスパ最高!うなぎ4倍「ギガ増し+」が1200円! 夏前には終売するので早めに食べよう -
第1002回
グルメ
松のや「超厚切り」は厚さ約3cm。ふつうのロースかつと比べてボリュームすごっ -
第1001回
グルメ
ウナギ1本まるごとはこんな感じ。なか卯の「豪快盛」2000円超だけどアリ!? -
第1000回
グルメ
【激辛注意】松屋さんの新作、なんでこんなに攻めているの -
第999回
グルメ
すべての「テリヤキバーガー」好きへ。元祖チェーンが打ち出す進化版 -
第998回
グルメ
「ファミチキバーガー」食べたことある? 今なら200円台で格安 -
第997回
グルメ
「塊肉」をかっ喰らう!! ココイチの巨大肉「トンテキカレー」がヤバイ -
第996回
グルメ
松屋の「参鶏湯(サムゲタン)」いいじゃん!豚汁と並ぶレギュラーにしてほしい - この連載の一覧へ